2010-01-07

ttp://tameike.net/comments.htm#new20100107004608

今日藤井財務大臣辞意表明普通医者ダメだといっても「俺は元気だ」と言い張るのが政治家というものであろうに、これから予算審議という直前に財務大臣が、記者会見で「自分病気だ」と言って辞めるのは、相当に奇妙な事態といえる。もちろん今回の予算編成の経緯を振り返ってみれば、藤井氏が「やってられねえ」と思うのも無理はない。

○ここでふと思い出すのは、2007年10月7日の「サンプロ」が取り上げた「自由党政党助成金問題」である。自由党は、2003年民主党に合流した際、政党助成金を含む13億円を政治団体寄付している。本来であれば、国に返還しなければならないカネであり、藤井氏は当時の自由党幹事長で、資金管責任者だった。そのことを予算委員会で追及されるのを怖れてのことだとしたら、東京地検小沢包囲網はかなり本気だということになる。

○でも、それって何の法律で裁くのかが分からない。そもそも政党助成金を含む政治改革四法案は、1994年細川政権が作ったもの。要は小沢さん自分で作ったようなものだから、それに関する「裏技」は百も承知のはず。この勝負、どうなるんだろう。いずれにせよ、年明けしてから一気に政治の流れが加速している感があります。

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