◇秋季県予選、県高野連に判断委ねる
春夏連続で甲子園に出場した天理高(天理市)硬式野球部員(17)が強制わいせつ容疑で
逮捕されたことを受けて、同校は11日、臨時職員会議を開いて協議するなど対応に追われた。
同校は21日に、秋季近畿地区高校野球大会県予選の初戦を控えているが、
出場については県高校野球連盟の判断に従うとしている。
飯降成彦校長は「生徒が反社会的な行動をしたことを申し訳なく思う。
被害に遭われた女性には心からおわびを申し上げたい」と話した。
竹森博志教頭は「本人や警察から話を聞いていないので、詳しいことは分からない」と
困惑した様子。
野球部の森川芳夫監督は部員が生活する寮を訪れ、「動揺しないように」と伝えた。
同校は10日、県高野連に口頭で報告したが、県高野連は「正式な報告を受けてから決めたい」
としている。同大会の結果は来春の選抜高校野球大会の出場校を決める重要な資料となるだけに、
関係者に動揺が広がっている。【岡奈津希】
http://mainichi.jp/area/nara/news/20090912ddlk29040602000c.html
http://s03.megalodon.jp/2009-1006-1817-32/mainichi.jp/area/nara/news/20090912ddlk29040602000c.html