「わが指の頂きにきて金花蟲(たまむし)のけはひはやがて羽根ひらきたり」
「シルレア紀の地層はとほきそのかみを海のさそりの我も棲みけむ」
http://web.thn.jp/kaijin/index.htm
ハンセン病で若くして亡くなり、歌集も一冊しかないんだが、
僕は、あなたも創作をしたら、とかいいたいわけじゃない。
絶対に回復不能だった病苦を前にしても、
生命に意味を見つけて、読む者に殴りつけるような衝撃をあたえる歌、
死後七十年たっても輝きを失わない歌を残したひとがいたんだ、という事実が、
あなたにとって、何かのきっかけにでもなれば、と思うのです。
癩は天刑である。
加はる笞の一つ一つに、嗚咽し慟哭しあるひは呷吟しながら、
私は苦患の闇をかき捜って一縷の光を渇き求めた。
……深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければ何処にも光はない……
そう感じ得たのは病がすでに膏盲に入ってからであった。
齢三十を超えて短歌を学び、あらためて己れを見、人を見、山川草木を見るに及んで、
己が棲む大地の如何に美しく、また厳しいかを身をもって感じ、
積年の苦渋をその一首一首に放射して時には流涕し
時には抃舞しながら、肉身に生きる己れを祝福した。
人の世を脱れて人の世を知り、
骨肉と離れて愛を信じ、明を失っては内にひらく青山白雲をも見た。
癩はまた天啓でもあった。
歌集『白猫』序文
僕はいたって平凡な人生を送ってきた。 中学までは真面目な優等生で 高校では部活に明け暮れて 大学ではモラトリアムを楽しんだ。 このまま無難に就職して結婚して平凡な人生が続く...
明石海人、という歌人は知ってるだろうか? 「わが指の頂きにきて金花蟲(たまむし)のけはひはやがて羽根ひらきたり」 「さくら花かつ散る今日の夕ぐれを幾世の底より鐘のなりくる...
元増田です。 ブコメやトラバがたくさんついてて驚きました。 創作だと思う人もやはりいるようですね。 境遇については創作も交えたけど(特定も嫌だし)、障害については全くの事実。...
創作だと思うがそうじゃなかったらメシウマだと思える内容。 しかし逆に創作という点が人を見下す部分になっていて非常に立腹する。
マジレスでもしてみるが、PCとネットの世界で生きろ!それだけで食ってる奴もたくさんいる。24時間365日PCの前に張り付いていられる状況をメリットに変えるんだよ。
>子孫も残せず社会に貢献もできない。 社会に貢献することは、できるんじゃないか。 子孫を残すことなんて、俺にだってできねえよ。
ただもういつ死んでもかまわないと思う。 僕はこれから何をしたらいいんだろう。 死ぬ前に答えが出るまで考えるくらいの時間はあるんじゃね?
元増田に推薦本。 「生きがいの創造」。 信じろって言ってるんじゃない。 でも、こういう考え方に触れてみてほしい。 「ブレイクスルー思考」もいいかもしれん。 元増田。 大き...