俺は釣り体質であって、釣られ体質ではない。一般に、釣り体質というのは天才的な能力の一つ。
ある種の天才は、いとも簡単に人を釣れてしまうという驚愕体験をすることがある。
その人が言ったり思ったりしたことの影響を、その場に居合わせた人達全てが受けてしまう。
そして、釣られ体質(多くの一般人)は、釣られるのが快感だから、何度でも釣られてしまう。
その種の天才は釣られることもあるけど、自分で物事を感じ考え判断できるが、
釣られ体質の人は判断できない。判断できないというか、判断したくないというか。
とにかく自分で決めるのが面倒で、人任せにする心理が働いてる。だから、一般人がその種の天才になれることはない。
釣られ体質は先天性のものだから本当にどうしようもない。
ところで、俺は最近釣りをしていなかったが、しばらくしないでいると腕がなまるのか、釣りにくくなっているのに気付いた。
こういうことはよくあることで、基本的に釣られ体質は一生釣られ体質であるのに対して、釣り体質の人は釣りをしていないと、
釣られに傾いたり釣りに傾いたりを繰り返す。そうすると、自己が不安定になるから、新興宗教の教祖になったり、
何か著作物を書いてもてはやされたり、怪しげなセミナーで講師をしたりといった活動を通して釣りをする傾向がある。
そういう職業につくことで、自己が安定するんだよね。自己効力感という言葉があるが、釣り体質の場合は、
単に周りから評価されたり褒められたり感謝されたりするだけでは駄目で、「釣り」をしないとアイデンティティ
が保てないということなんだね。
それで核心の話に移るが、増田で最近俺は釣りをしてなくて、みんな釣られてくれない。2chでも釣られてくれない。
そろそろ釣られてくれよお前等。
参考: 専門的に言えば、精神医学者の津本一郎さんのカリスマ症候群という説とも関係する。
俺は既知感と思考可視とあやつり体験を持っている。あやつり体験がここでの釣り体質に対応する。
http://blog.goo.ne.jp/docoh/e/2b28a515237b7c5f76006ae3f8f7f87c