■まず、自分と親密になろうよ

http://anond.hatelabo.jp/20090215180525

ちょっと深刻そうだから増田あたりで、あんまり軽いこと言うのもなんな気もしたんだが。「与えてもらおう」と思っているうちは手に入らないよ。誰かがあなたの側に寄ってきて「あなたは私の大事な人」と言ってくれるのを待ってたって永遠に来ない。じゃあ、こちらからはどう近づけばいいのかというと、まずは「自分のことを好きになること」が大事なんだ。ネガティブな人間ってのは側にいても良いことないから、いつの間にか側に人が居なくなってしまう。毎朝自分の「良いところ」を１０数えて「よし、今日も楽しいことがありそうだ」と声に出して言うんだ。大事なのは「声に出すこと」だよ。

まー、たぶん、元増田は「良いところなんか何もありません」とか「そんな恥ずかしいこと出来ません」とか言ってくるんじゃないかと推測するのだけれど（こんなことが簡単に出来るポジティブな性格なら、そんなことで悩んでるはずないんで）、まずは「外見」からだ。めんどくさくても恥ずかしくてもバカバカしくても、毎朝「私は○○ができる」と○○を１０個挙げてごらん。最初はあいさつが出来るとか、飯を炊けるとか、誰でも出来ることでかまわないから。で「よし、今日も楽しいことがありそうだ」だよ。ネガティブな言葉は封印してくれ。

そして、肝心の対人関係だが。まずは「ありがとう」の使い方を覚えよう。道を譲ってもらったら「ありがとうございます」だよ。たいがいの人はこういう場合「すみません」とか言うんだけど、道を譲ってもらうのはこちらの落ち度なわけじゃないんだから、謝るのではなくて、相手の気持ちに感謝するんだ。こういう「ありがとう」と言うべきところを「すみません」と言ってしまっているケースは多いから、全部洗い出して何かしてもらったら「ありがとう」と返事をするんだよ。

それから挨拶。挨拶という字は、「心を開く」という意味なんだ。だから挨拶をしない人は「心を開いていない」と思われる。暗い挨拶をする人もそう思われる。人に会ったら明るく挨拶。出来れば、ひと言でいいから、相手に関連した話題を提供できるとなお可。

最低限、「挨拶」と「感謝」をやっておけば、元増田の評価はかなり変わるはずだ。それからアスペかあ。アスペには扱い方があるから、本当にそう診断されたら、扱い方をプリントアウトして（検索すれば出てくるから）「お手数かけて申し訳ありませんが、私とはこういう風に接していただけますか？　そうするとスムーズに話がわかりますので」と相手に渡すようにしたほうがいいよ。通常は他人と揉めたい人はいないから、あなたと付き合うコツを教えてもらえたら、楽になったと感じてくれるはずだよ。

私の書いたことが、元増田の役に立ちますように。

Permalink | 記事への反応(1) | 18:25

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