読書感想文を公開してるサイトがあって、そこの丸写しの文章を提出する子供が増えているというニュースがあった。
この問題に対する反応のひとつとして「感想文の書きかたを学校で教えていないから悪い」というものがあって、ここにジレンマがあるなあと思った。
感想文を宿題として課す目的のひとつは自分の考えを文章として出力できるようになることであり
書き方を過度に指導することは、子供たちから自由を奪いかえって子供たちのためにならない、という考えはあろう。
しかし実際には評価される文章のタイプというものが決まっていて、
自由に文章を書くと言うよりはそのフォーマットに近いようなものを書いた方が良い評価を得られる。
このことを言語化出来るようになったのは最近のことだが、感想文を書いていた当時からなんとなく感じていたことではあるし、
まわりの子供たちもそうしたことになんとなく気づいていたように思う。
自由に書くより型通りのことを書いた方が評価されるなら苦労して自分の感想を書きたくない、というのは当然の反応であって、
いっそ読書感想文丸パクリ用サイトではなく、こういう感想文を書けば評価される、というハウツーサイトをつくれば
先生方も取り締まりようがないしみんな幸せになるんじゃね、とか思って以下タイトルというわけ。
まあ小学生のうちはハウツーに頼ってほしくないなあとは思うがハウツー通りにやれば評価されるという、評価する側の問題もあるのだろう。
しかし実際には評価される文章のタイプというものが決まっていて、 自由に文章を書くと言うよりはそのフォーマットに近いようなものを書いた方が良い評価を得られる。 ここに...
「型通り」って、具体的にどんなものなの?
あるある。 自分で考えて感想文書くと、「子どもらしくない!」って×になるんだよな。 先生の要求している方向を察知して書かないと駄目なんだよ。
美術で絵をかくときとかもそうだったなー 見たままを描きなさい、とか言われてそのとおりにしてるのに暗黙の別の基準で評価される不思議
絵は技術だからだよ 学校で教える美術が感性と技術をごっちゃにしてるからよくわからないことになってるんだと思う 技術がないとその上に個性や感性は乗せられないのにね
確かにサイトにある文章を丸写しにするより、自分が思ったことをそのまま書いたほうが一番いいと思う。 評価を出す教師のほうにも、そうした面に着目すれば子供の表現力アップに役...