■結婚に反対されてしまった

２３の時にも一度親に反対されて当時の彼と別れたことがあるのですが、まさか３４歳になってまで結婚に反対されるとは思わなかった。

まあ今の彼は８歳も下で、まだ社会人３年目だし、ご両親も離婚しているので、うちの親の立場になったら反対材料がないわけじゃない。

だけど、まだ本人に会ってもない状態で、「どうせ別れる」「おまえが４０になっても相手はまだ３２」「そんなのうまくいくわけない」などと言われるとは…。

男のほうが精神年齢が下なのにさらに８歳も下なんてとか、「世間から見たら年上女房、しかも８歳も」とかわかりきったことを言われると、最初のうちは「ハイハイ」と聞き流していたのだけどだんだん悲しくなってきて「もういいよ」と言ってしまった。

親の言うことは全部わかってるけど、でも「早く別れて年相応の人と見合いをしろ」って言われてもなぁ…。

いやー本当に、本人に会ってみてダメ出しされるならまだ覚悟もできたけど、ちょっと話に出しただけでこれだけ突っぱねられるとは…。３４にもなってあぶれている娘をもらってやろうと言ってくれる貴重な人なのに、そんな毛嫌いすることないじゃない…。いつも「誰とでもいいから早く結婚しろ」とか言うくせに。

頭ごなしにダメダメ言われてしまったので、本当はもう少し少ない彼の月給を「手取りで２０万ちょっと」とか嘘ついてしまったし、向こうの両親が離婚していることも言えず（お父さんがいないことは一応言ったけど）…。だって「親が離婚してるならおまえもすぐ離婚される」とか言い出しそうだったんだもん…。

「どういうつき合いしてるの」って聞かれても、「営業をやってる彼は帰宅がいつも２２時前後で、それまで彼のアパートでごはんを作って待ってる」とか「土日が休みの人じゃないから、なかなか遊びにいけないのでいつもアパートで会ってる」とか「週に２回ぐらいセックスをしている」とか、現実的なことを答えるわけにもいかず（だって客観的に見たらただやってるだけっぽい…ｗ）、本当に困ってしまった。

そしてまたやっかいなのが、こうやって親に反対されると急に自分も不安になってきてしまうのだ。

親の言うとおり、いつか「あんなおばさんなんで好きだったんだろう」と思われてしまうんじゃないかとか。

若い子の気持ちなんて１年もしたら冷めてしまうんじゃないかとか。

そういうのってケースバイケースで、年齢差があってもうまくいってる夫婦はたくさんいるし、自分も彼にとってふさわしくいられるよう努力したらいいんだってことはわかってるのに、別れの想像だけがあたまをよぎっていく。

彼のことは大好きで、自分より８歳も若いけどたくさん大事なことを教えてくれる。

結婚の話が出たときも、「突然だと君の親が戸惑うだろうから、少しずつ話しておいたほうがいい、こっちは顔見せにはいつでも行く、親御さんのＯＫ待ってるから」と言ってくれたのは彼だった。

それなのになんで、女のほうが８歳年上だと厳しいんだろう…。いやまあ親が説明する理由はどれもわかるんだけど…うーん…。

彼が教えてくれたことがあるように、わたしも彼に教えてあげたことはたくさんあると思う（彼が幼いからとか経験不足だからとか、それだけじゃなくて）。

もしわたしたちが別れたら、その教えたことを、私の次に彼女になった人に彼が実践するのかと思うと、心が痛い。本当に、悲しい。

それと同じぐらい、わたしの話を聞いて顔を暗くしている親を見ているのも苦しい。

しんどいなぁ…。

Permalink | 記事への反応(10) | 18:58

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