学生時代を過ごした同級生達と付かず離れずな友人関係を続けていた、全体で15人ぐらいになるのかな。
本当に仲の良いメンバー達と、そこそこ仲の良いメンバー達がいて、どちらかというと俺はそこそこの方に入っていた。
ある程度大きな集まりには呼ばれるけど、仲良しメンバーの小さな集まりにはあまり呼ばれた事はない。
まぁ友人関係を保ちたかったのはその同級生メンバー全体に対してだったから、仲の良いメンバーとはそれほど仲良くなろうという努力もしてなかったし、仲の良いメンバーはちょっとアングラな方の匂いがしていたから深入りしたくなかった。ただ地元の同級生というある種ノスタルジックに浸れる時間が良かったんだろうね。
まぁそんな関係もどうでもいいやって思うような出来事があった。
結構大きな集まりがあるらしくその連絡が前日の夜に電話であった。明日どう?と、こっちは連絡もらってない事を伝えたんだけど、そいつの言い訳がまたいけてない。
メール行って無い?おかしいなー?×日に送ってるはずなんだけど?とかいって一生懸命言い訳してくる。30歳過ぎた同級生のこの言い訳には正直呆れてしまった。
メール送信の履歴なんて自分の携帯の送信フォルダ見れば一発だろと。
俺たちの世代は丁度ファミコンからパソコン、そしてインターネットの過渡期の世代だ、ちょうど就職の頃にネットに触れるか触れないかのぎりぎりだった世代。
俺はたまたまIT業界で働いているものだから同級生のそんな言い訳を聞いてがっかりした。彼らも携帯は使いこなしているから送信の履歴が見られるぐらいは知っているだろう、いや、それよりも就職もして30歳過ぎた男が分かり切った言い訳を並べてるのを聞いて何かが抜けた。
連絡を忘れていたならそれはそれではっきり言えばいいんだ、お前らは就職して30歳すぎて何をしてたんだよと。
別に利用されている感じも無いし全体に付き合わずに、本当に繋がっていたい奴と個別に連絡とればいいやと踏ん切りがついたそんな出来事。
メール行って無い?おかしいなー?×日に送ってるはずなんだけど?とかいって一生懸命言い訳してくる。30歳過ぎた同級生のこの言い訳には正直呆れてしまった。 メール送信の履歴...