アニオタは、何で自分の好きな作品がけなされると烈火のごとく怒るのか問題。
なんかね、人生の一番良かった時期に、感性の成長って止まっちゃうらしい。
でもさ、人生の「一番良かった時期」なんて、わからないじゃない?
子供の頃がいくら幸せでも、また幸せな時期が来るかもしれないじゃない?
だから、この言葉は「感性の鈍い奴」を揶揄する言葉なんだとばっかり思ってた。
「お前はガキのままなんだ」とか「学生時代を引きずるな」とか、そんな意味?
でもさ、最盛期そのものが、認識できないほどわずかだとしたらどうだろう。
アニメを観ているその時だけが、幸せな記憶そのもの、だったりしたら?
今ある感性を、人生の最盛期に対する指標にするしか、なくなるんじゃないだろうか。
だから、自分の好きなものをけなされたとき、必死で叫ぶのかもしれない。
「ボクの人生はひどくなかった」って。
しかも、もし、これから先、自分の人生が良くなる兆しがないって想像みてよ。
ただ老いていくだけだとしたら?
そういう事情も考えないで「アニオタきもい」って言ってるひとは
ちょっと想像力が足りないと思うな、ボクは。