(ちなみにここで言う「ファッションオタク」はファッションパンクと同じ用法です。衣類等身につける物のオタクのことではありません)
最近思ってるんだけど、全てのオタクが求道者である必要はないよな、と思う。ほらあれじゃん。宗教信じてる人だって全ての人が修行僧みたいな事やってる訳じゃないでしょ。普通に生活してて週に一度教会に行きます、って生き方で別にかまわないわけでしょ。カジュアルでも別に良いんだよ。
「長門は俺の嫁」って言って、本気で残りの人生の全てを長門に捧げられる奴なんて一握りも居ないわけでしょ。普通、その前に孤独に耐えられない。10年20年経って、自分の周りの人がどんどん幸せな家庭とか築いちゃってる中で、敬虔に長門のことを想い続けられる人間なんか殆ど居ないんだから。なにしろ2次元は俺たちに笑いかけてくれない。触れる事ができない。喋る事ができない。普通、耐えきれないよ。耐え切れちゃう奴は、正直異常者。どれだけいるのさ、そんな奴。
だから、ファッションオタクでもヌルオタでも良いと思う。むしろそっちの方が良い。誰かと恋愛して幸せな家庭作って子供ができてたまに親孝行して。そんな感じの、所謂”一般的な幸福”を求めて良いんだと思う。その上でたまにヌルオタやれば良いと思う。「長門は俺の嫁wwww」って、お前3次元に嫁さん居るじゃん、みたいな。
逆にそういう幸せを求めて手に入らなくて、逃避するようにオタやっててそれだけがアイデンティティーみたいになっちゃうと危険かも、とも。気付いちゃったときに絶望しかない、ってパターンも十分考えられる。大半は絶望したままゆっくり消えてくと思うけれども。末は通り魔か練炭か。もしかするとそんな可能性もあり得る。
だから、ファッションオタクだってヌルオタだっていいじゃない。もっと普通の幸せを求めても良いじゃない。
そんな事を、オタやってて今鬱病で苦しんでる友人を見て思った。仕事がきつくて鬱病になるってのは、そう珍しい事じゃない、ただ、だれか支えてくれる彼女でもいれば、彼があそこまで苦しむ事はなかったんじゃないかと思う。2次元の彼の嫁は、彼を支えてくれない。彼が自分一人で立つしかない。
誰か、彼を支えてやれる人がいれば。そんな事を、思っている。
フヒヒ、異常者でサーセンwwww 二次嫁のいる俺だが、たまに三次元の温もりが恋しくなる。 だからといって(ムラムラしてるとき以外は)彼女が欲しいとは全く思わない。 彼女のた...