特に、総務省・モバイルビジネス研究会の提案により、日本では販売奨励金モデルが見直され、端末価格は軒並み5万円以上となった。端末の価格としては適正だが、消費者の多くが「ケータイが高くなった」と認識するようになっている。
そこに販売奨励金モデルを引っさげて2万円程度のiPhoneが日本に上陸する。店頭で一括払いだと5万円(高い物では8万円以上)の日本メーカー製ケータイと、2万円のiPhoneが並んでいたら、どちらが選ばれるかは一目瞭然だ。
「市場のガラパゴス化」への危機感が騒がれ、世界に合わせようと販売奨励金モデルを見直し、割賦販売制度を導入した日本であったが、今になって世界がようやく追いつき、販売奨励金モデルを導入し始めてしまった。
http://it.nikkei.co.jp/mobile/column/columngyoukai.aspx?n=MMIT0f000011062008&cp=2
ほんと全体の構造とかが何もわかってないくせに世界と違うからというだけでガラパゴス化とか勝手なこと言ってるモバイルビジネス研究会と総務省はバカじゃないのかと前から思ってたけど、やっぱり今考えても奴らはバカだったと思う。
昔ドコモが無理やりやらされてたi-modeのオープン化の話もそう。あれで端末メーカにこれまでどれだけ開発負担がかかってることか。