輸血・血液製剤に対する安全性が高まり、輸血・血液製剤による感染症はほぼ存在しなくなる現在では考えられなかったでしょうが(輸血の安全性を高める日赤の努力が日赤を赤字に落とすほどの努力によって支えられている安全性ですが)、以前はnonAnonB肝炎といわれていた原因不明の肝炎だったHCV。
新たな感染症が発見されて、病原体が同定され、その病原体の体内分布・伝播経路が判明して、その知識が一般化するまでどれぐらい時間がかかるでしょうか?
例えば、現在進行形の狂牛病(BSE)の原因に関するプリオン仮説なんて、未だに異論がある程で、病気の概念が確立されるまでどれだけ時間がかかるでしょうか?
血液製剤使用後、数年経過後に肝炎があることが判明した人に対して、製薬会社が保証する義務があるでしょうか?
(血液製剤使用とはindependentに肝炎に感染した可能性がある)
血液製剤使用後すぐに肝炎を発症したということが判明していれば、それは血液製剤に伴う有害事象でしょうから話は別ですけどね。
さて、HCVの伝播経路は
via. http://www.cdc.gov/ncidod/diseases/hepatitis/c/plan/Images/figure2.gif
via. http://www.cdc.gov/ncidod/diseases/hepatitis/c/plan/HCV_infection.htm
日本にはInjection drug useがなかったと仮定すると...
携帯電話が一般的になり約30年。 国民1人に携帯電話1台以上となった現在、生活に欠かせないものとなった携帯電話ですが、累積通話時間が15年になると電波障害という病気を発症する事...
HCVが発見されて30年以上経過。 輸血・血液製剤に対する安全性が高まり、輸血・血液製剤による感染症はほぼ存在しなくなる現在では考えられなかったでしょうが(輸血の安全性を高める...
http://anond.hatelabo.jp/20071213154601 http://anond.hatelabo.jp/20071216031038 これ↓は別の人が書いたエントリですが http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20071217#p1
だれも悪かないでしょ。 落ちてきた引責に当たって死んだって隕石が悪いってことはないんだから。 その結果を予見できるかどうかと予見できたとして防げたかどうか問題。 予見不可だ...