2007-09-28

倫理に対する教訓としての表現。

http://anond.hatelabo.jp/20070928044527

この世には安倍定事件というものがあって、映画にもなってるんだよ。

以下スクールデイズネタバレ含む。

まぁ、伊藤誠が反倫理的な行動をすることによって、その人生の帰結がどうなったか。

世界が最後にどうなったか。

これを持って視聴者に訴える物があるとすれば、反倫理的行動に対する人間憎悪因果応報。

つまり、伊藤誠のような人間になることへの警告と教訓。

惜しむらくは言葉が最後に警察に捕まらなかったこと。

もし、最後に警察に連行されるシーンと家族の悲劇でも書かれれば、それで一つの倫理の答えとして提示できる。

言葉が頭を抱えて幸せそうに抱えていたラストでは、誠、世界の結末に対しての倫理観と明らかに反している。

まぁ、阿部定イメージさせるためなのかも知れないし、言葉が酷い仕打ちを受けたことに対しての反動として幸福感を与えたかったのかも知れないが……。

道を踏み外せばどうなるか、それがより明示的になっていればむしろ件の事件を否定する作品として胸を張って放送できたのではないか。

(まぁ、弱腰テレビ局が放送しようとは思わないだろうが。)

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