暫く前、気になっていたあの人は、人事異動で何処かの部署へ行ってしまった。移動の報を聞いた日の夜は結局泣くばかりで上手く眠れなかった。
それが今日、昼食時に偶然あの人を見た。見ただけではない、偶然は重なるもので、隣の席にあの人は座っていた。
何だか、以前より輝いていた。異動先でもあの人はきっと活躍しているのだろう、そう想像させた。
やはり好きなのだろうか、と考える。特に詳しくあの人を知っているわけではないのに。しかし、同僚と談笑していた時のあの人の笑顔が、今こうして日記を書いている今でも明確に思い出せるのは、やはり…。
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増田君、増田さんに以前もらったアドバイスは、守るようにしている。笑顔とは他人だけではなく自身も朗らかにするものなのだ、ということを今更ながらに体感して以来、笑顔を作る、ということをはっきり意識せずとも少し出来るようになった。まだ無意識ではないのだが、無表情でいることばかりだった頃からすれば考えられないことだ。このことに関しては、本当に、何度感謝しても足りない。
こういう事があるから、増田君や増田さんには、辛い時甘えてしまう。少し申し訳ない。でも、ありがとう。
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ただ「気になる人の顔を見た」と言うだけで、深夜になっても嬉しく思っているというのはどうにも幼稚な気がする。もっと若い頃、こんな経験をしておけば良かった。
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念力トラックバック、ありがとう。とても嬉しい。ちなみに「ニアミス」したのは社員食堂。食堂以外での遭遇は皆無と言っていい、そのような状況である。
いいことあって、よかったね。異動といっても、たまにはニアミスするようなところにいるのかな。 及ばずながら、念力だしとくよ。 振り返れー、振り返れー、振り返れー