はてなキーワード: オール沖縄とは
…だけに限った話じゃないけど(沖縄県ではオール沖縄勢は七敗目なので)、基地反対派がこれだけズタボロに負けるってことは、米軍基地に対する沖縄県民の認識が大きく変わりつつあるってことなんだろうな。
基地移設問題は7割もの人が反対しているのに何故なのだろうか。
例えば、安倍晋三の国葬反対派は半分以上だが、じゃぁ国葬反対を世間に訴えて選挙に勝てるか、といえば普通の人はNOだろうと答えるでしょう。
ワンイシューで賛否を問われれば反対だが、支持を変えるような内容でない。
という一般市民の認識では瑣末な問題として扱われる内容が世間には山ほどある。
基地問題はリベラルの皆さんは大騒ぎしているので世間の大問題のように扱っているが、地元の意思決定の中ではそこまで大きいものではないというのが一般市民の結論で投票結果に現れてるのだ。
一つは、沖縄への過重な基地負担だ。沖縄は国土面積のわずか約0・6%だが、日本の米軍専用施設・区域の約70・4%が集中している。本土の米軍専用施設・区域は87%が国有地だが、沖縄では国有地が23・4%で残りは民間か市町村の土地だ。これらは沖縄戦後、米軍占領下で住民が収容所に隔離されている間に無断で基地が建設された。
こうした歴史を背景に、県は辺野古に反対する理由を「沖縄は自ら基地を提供したことは一度としてなく、住民の意思と関わりなく建設された。土地を奪っておきながら普天間飛行場の移設は辺野古が唯一の解決策だというのは理不尽だ」と説明する。
第2の理由は辺野古の豊かな自然環境だ。辺野古にはジュゴンをはじめ、絶滅危惧種262種を含む5800種の生物が確認され、そのうち約1300種は新種の可能性がある。沖縄防衛局は新基地建設のためサンゴ約7万4千群体を移植するとし、一部を移植したが、県はすべての移植を終える前に護岸の整備や埋め立てに着手したことを問題視している。
三つ目の理由は、県内主要選挙の結果だ。知事選だけでなく衆院選でも14年に全4選挙区で辺野古反対の「オール沖縄」勢力の候補が、17年も1~3区で同勢力が当選し、4区は自民候補が抑えた。16年6月の県議選は県政与党が多数を占め、同7月の参院選も辺野古反対の候補が大勝した。
米軍基地の人たちが沖縄周辺をパトロールしてくれるわけでもないし(逆に米兵を監視するための防犯パトロールがあるくらいだがw)中国の嫌がらせには何ら効果がない。