はてなキーワード: 結婚できない男とは
おいらも結婚できない男だけど、タクシーの中で大ロボット展の割引券を数百枚握ってヤフオクに出品しようと思ったら車内中に散らばった。
こんなんじゃダメだと思った。文才があるのは素晴らしい、が、そこまでだんどれる設定の男ならいくらでも再チャレンジできるだろうに。
僕は俗に言う「結婚できない男」なのだ。その理由はなんとなく自分でも気づいてはいる。でも、理由がわかった所でその解決法がわからなければまったくもって意味がない。僕は、相手の気持ちというものがまったくもってわからない。思いやりというものが欠如してしまっているのだろう。思いやりがもてる方法があるなら教えて欲しいものだ。
昨晩やらかしてしまった失態をしゃきっとしない頭で回想しながらそんな事を考えていた。本来なら隣の席のカップルのように楽しく食べるはずだった朝食を僕は一人むなしく食べている。やはり、高級ホテルの朝食にでるコーヒーは一味違うな。などと考えてはそれを伝える相手がいない事を思い出し、また憂鬱な気分になる。
ジャケットの内ポケットから2枚のチケットを取り出し、これも無駄になってしまったなとため息をついた。早苗が以前から行きたがっていた科学博物館の特別展「古代人の英知」は僕にとってはこれっぽっちも興味をそそられるものではなかった。今日が特別展の最終日。こうなってしまっては2枚の紙くずに過ぎない。
ちょうど朝食を食べ終えた僕は、その紙くずをテーブルに残したまま席をたった。
つぶれてしまった今日一日の予定をどう過ごそうかなどと考えながら、エレベーターが来るのを待っていた。
「これ忘れ物よ、あなたのでしょ?」
唐突に声をかけてきたその女は、いかにも「仕事が出来ます。」と主張しているようなぴしっとしたスーツ姿で人を小ばかにしたような笑みを浮かべてさらにこう言った。
「あなた今日の予定つぶれたんでしょ?付き合ってあげてもいいわ。ちょうどこの特別展私も見たかったのよ。」
僕はあっけにとられてしばらく返事をする事ができなかった。
「け、結構です。そのチケットいらなくなったのでどうぞ使ってください。」
何とかそれだけを言い残し、ちょうどきたエレベーターに乗り込んだ。
※この文章は、映画「さよなら、僕らの夏」のネタバレを含む感想です。
殺したいほど憎いと思う相手って、子供の頃にはいませんでしたか?
爆笑問題の太田さんが「子供の方が実は大人より残酷だから、すぐ殺したいとか思う」
という様な事を以前どこかで話していて、確かにその通りかもしれないと思ったことがあります。
「さよなら、僕らの夏」は、少年達が実際にクラスメイトを殺してしまう、というお話です。
題材としてはありがちと言えるのかもしれませんが、淡々と細かく描かれた描写で、登場人物に感情移入できる映画でした。(個人的には、同性婚の親を持つ青年が良かったです。)
この映画を観ると、「子供というのは確かに残酷だったんだ」という事を、改めて感じさせられます。
罪を犯してしまった子供の方ではありません。殺されてしまった子の方の事です。
彼は、実際に嫌な奴でした。とても嫌な奴です。
その嫌な奴っぷりといったら凄まじく、観ている私達にも「死んで欲しい」と思わせるぐらいの嫌な奴です。
でも、いい奴なんです。どうも悪意がある様には感じないんです。
その不安定なキャラクターが新鮮でした。
彼は本当は、人と仲良くなりたい様なのです。でも他人に殺意を持たせる様な事を平気で言うんです。
もう毒舌とか、ツンデレどころじゃないです。バッファロー'66どころじゃありません。「結婚できない男」どころじゃ(ry
人間というのは多面的な側面を持つ生き物です。みんな上手に誤魔化して生きているだけです。
しかし子供の中には、誤魔化す方法を知らない子もいるのです。
そんな子は馬鹿正直に全てを吐露します。殺意の沸く言葉もどんどん吐きます。
そういう行為(好意)を無尽蔵に繰り出してくる乱射魔を相手に、少年達は一体どうすれば良かったのでしょうか。
きっとそういう人物にはなるべく近寄らない様にして、我慢して過ごすやり方(同性婚親の青年)が一番賢いのでしょうが…想像するだけで耐え難いです。
とりあえず気の合わない人と川下りには行かない方が、身の為かもしれません。(そんなオチか
※ちなみにこの映画、あのマコーレー・カルキンの弟、ローリー・カルキンが出てます。