2024-04-18

デカければ 阿蘇草千里

ひろびろとうねる

草原の海

風がはしる

波をけって

馬がとぶ

群れながらとぶ

白いたてがみながれ

はっし はっし

わきばらをうつ

ふみしめたあぶみが

かちっと ひかる

少年の短い呼吸は

馬にかさなって

草原から大空へ

かけのぼる

ああ

白い雲

 

小学校の頃に習った詩で

唯一今でも完璧に暗唱できる

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