2019-07-08

パンティー門

ある日の暮方の事である。一人の下人が、パンティーを被って雨やみを待っていた。

広い門の下には、この増田のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗にぬりの剥げた、大きな円柱に、ブラジリアンが一着ぶら下がっている。パンティー門が、朱雀大路にある以上は、この男のほかにも、雨やみをするスキャンティ増田やサニタリーショーツ増田が、もう二三人はありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。

  • b:id:cider_kondo 知ってる。夢から覚めて「不知、春之夢爲裤衩與、裤衩之夢爲春與」(知らず、春の夢にパンティーとなれるか、パンティーの夢に春となれるかを)と言って、自分かパンテ...

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