先日久しぶりにハッテン場に行ってみた。
テキトーに過ごして声をかけられるのを待っていて1時間くらいしたころだろうか、顔も身体も割とタイプなやつにアプローチされた。
さっと個室に移動して事を致すのだが、そのたった20〜30分の時間そして当たり障りのない会話ごときで恋愛感情を持ってしまう自分にほとほと絶望し、吐き気がしてしまう。
ちょっとヤッたくらいでどうしてそうなってしまうのか。
刹那的に寂しさを埋めてくれた人に対してすぐ「好きかも…」と思ってしまう己の愚かさと底知れぬ孤独に涙が出てくる。
そのくせ連絡先を聞くほどの度胸はないのだ。
ああ、連絡先を聞いとけばよかったなあ。