≪ 前 「ボンダンス・カケル・サン」 歌:マスダと愉快な仲間たち 作詞・作曲:京三那智 手の平を表に見せて こんな感じで 空を仰ぎ見たり たまに手拍手 ほら ほら もう...
俺たちはダンス会場に赴いた。 盆踊りではなくダンスなのは、「時代錯誤だ」という一部の若者の意見を主催者がバカ正直に受け取ったかららしい。 そんな調子で突発的に作られたイ...
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ところ変わって弟のほうは、祭囃子に備えて英気を養っていた。 その過程で、自警団キャンプにて母に小遣いをせびっていたのだ。 「母さん、お金ちょうだい」 「小遣いはお父さん...
俺はカン先輩に頼まれて、夏祭りの会場で綿菓子売りの手伝いをしていた。 カン先輩は人格者とは言いにくい性格ではあるが、俺に労働のイロハを教えてくれた人だ。 そんな先輩にウ...
俺たちの住む町の中心区。 そこには、そこそこの大きさの神社がある。 名前の字画ブームと風水ブームの時期に出来たらしい。 だがこれといった縁起のいい話は特になく、ほとんど...