■ わたしは醜い。
世界がまぶしかったころ、世界は輝いていた。
しかし、病気が起こると、それは突然にマイナスになった。
ぼくたちは、その美しかった世界を見たいと思う。
だけれども、世界は変容していった。いろいろな理由をつけて、どんどん醜くなった。
もし、ぼくが醜いならば、それは言ってほしい。それでも、ぼくの書いているのは醜いのだろうか? あのころと変わらないことを書いて醜いのだろうか?
わたしは変わらず書いている。
どんなに世界が変わっても、同じことを書いている。
わたしは醜い。
おそろしく醜い。
醜いことだけは分かっている。
それは耐えがたい。
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