朝、目が覚めたらきたら隣に嫁がいなかった。
いつも朝方は布団の中で甘えてくるんだが、そこにいない。
ものすごくさみしい。
状況が飲み込めないまま、はらはらと涙が出てきた。
・・・という夢を見ていて、ここで目が醒めた。
目を開けてるとすぐそこに嫁の寝顔があった。
俺が目を醒ました事に気づいて、嫁も目を醒ました。
寝ていても手は繋いだままだ。
いたたまれなくなってさっき見た夢の話をした。
「あなたを置いてどこかに行くわけないじゃない。心配しないで。」
嫁も甘えてきて、いつもの満ち足りた気持ちになった。
今日も一日がんばろう。
・・・という夢を見ていて、ここで目が醒めた。
夢中夢だった。
元嫁と一緒に買った猫が甘えていて、濡れたほほを嘗めていた。
今日も一日がんばろう。