風俗嬢をやってる。
この商売は一言で言って「男と一緒にいることに対してお金をもらう」仕事だ。
セックスを売っているというわけでは必ずしもない。
プレイ時間中何をしていようが客が満足すれば勝手であり、結局時間で切り売りしているのだから。
このペースで時間を増やしていくと、1日で1か月分の給料を使い果たす。
今まで常連になってくれたお客様には大金を使わせて、こちらが逆に辛くなった。
3時間コース4万円のオーダーをしてくれた人。
3ヶ月間ずっと週2―3のペースで来てくれて一回当たり3万~4万使ってくれた人。
北関東から都心まで来てくれて2時間3万円のオーダーを5,6回してくれた人。
やがて中国に駐在するために赴任したがその時も中国からわざわざ私のために来てくれた。
90分コース2万5千円のオーダーを10回ぐらいしてくれた人。
東北から月に1,2のペースで都心まで来てくれて100分3万円のコースをオーダーしてくれる人。
これらは派遣型ヘルスなのでさらに1万円ほどホテル代がかかる。
15分1万円。1時間4万円。
それを何度か繰り返してくれた。
それでも「一緒にいる」だけでお金をもらえるのだ。
そしてそれらのお客様もやがて私とは縁を切って行った。
私と「ずっと死ぬまで一緒にいたいと思わなくなった」ためである。
新しい伴侶を見つけていった人も数多い。
風俗の世界に限ったことではない。一般の男女の関係にも適用される。
結局、普段一般人が目を覆っている生々しい原理原則を露骨に抽出した世界にすぎないのだ。
女の価値、わかりやすく言うと稼げる金額は、
「男に一緒にいたいと思われる程度」によって決まる。
つまりは、幸せを金や愛や家庭どれに求めようとも、
しんどそうな人生だな。 苦界。
フェミニストが聞いたらぶち切れそうな文章だ。
文面が男くせぇ
君は女というものをわかっていないか、幻想を持っている。