2010-12-18

男より女のほうがパートナーを見つけやすいのはなぜか。

男性よりも女性の方が恋人を見つけやすい」というのは多くの人が持っている感覚であろうと思う。感覚だけではなく、厚生労働省の調査でも「恋人として交際している異性がいる」人の割合が、男性は22%で、女性は33%であるという結果が出ている。(「第12回出生動向基本調査」、18~34歳の男女が対象)。

だけれども、よく考えればこれはおかしなことだ。男女の数はほぼ同数なのだから。そこで今回、この理由を考えてみることにした。「男性よりも女性の方が恋人を見つけやすい」ということが真実であるならば、その理由として考えられるのは以下のようなものとなる。

恋愛市場における男女の比率は1対1ではない」

つまり、恋愛市場から退却している女性が多く、恋愛市場においては女性より男性の方がずっと多い、という可能性だ。だけれども、これはにわかに信じがたい

男性女性は一対一対応していない」

これはつまり、一部のモテる男性が複数名の女性恋人にしているということだ(特に、既婚の男性配偶者以外に愛人を持つケースが多いように私の経験では思われる)。上記の厚生労働省の調査における11%の差の理由がこれであると考えると、恐ろしいことだ。仮に三叉以上を考えないこととすれば、恋人がいる女性の3人に1人は相手の男性二股をかけられているということになる。そんなバカなことがあるだろうか。

女性は付き合っていると思っているが、相手の男性は付き合っていると思っていない」

そういうこともあるのかもしれない。実際そういう話はたまに聞く。だがそれが11%の差を生み出すほどの大きな原因であるかどうかについてはよくわからない。

女性は見栄をはる」

自分恋人がいないにもかかわらず、調査に対して恋人がいると答えてしまう。あるいは調査でなくても、男に言い寄られるのが面倒だからか、恋人がいないのにいると周りに言っているというケースが考えられるかもしれない。

男性は必要以上に謙虚だ」

自分恋人がいるにもかかわらず、恋人がいないと答える。それはひょっとすると謙虚なのではなく、恋人がいないことにしておけば新たな女性に接近してもいいから、という考えからなのかもしれない・・・なんて言うと怒られてしまうだろうか。

というわけで、どの理由も説得的であるとは言えないだろう。やはり男より女の方がパートナーを見つけやすい理由は謎である。この問題について、みなさんはどう考えるだろうか。ぜひ意見をお聞きしたい。

  • 「恋愛市場における男女の比率は1対1ではない」を詳しく言えば、 35以上の男と付き合ってる18~34歳の女が、35以上の女と付き合ってる18~34歳の男よりも多いってことか?

    • 35以上の男と付き合ってる18~34の女って殆ど不倫では。 あと18以下の女と付き合ってる18~34の男の方が18以下の男と以下略より多いかと。 まあ、「男性と女性は一対一対応していない...

    • 元増田です。 「恋愛市場」というのは、年齢のことではなく「恋愛する気がある人の総体」というイメージです。ですから、この項で言っているのは、「(年齢関係なく)恋愛すること...

  • まず、そもそも男女の数はほぼ同数なのだろうか。 平成17年国勢調査によると、18~34歳の人口は男14,299,374人、女13,833,798人。およそ103:100である。 必然的に男は余り恋愛市場に残留してし...

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