がホイホイ見つかって,2~3年で評価できれば世話ない.就職活動やら長期休暇やら講義やらアルバイトやら合わせれば,フルタイム勤務よりも時間を投資していないことは明らか.
この世界,有識者が研究「プロジェクト」に着手して大学院生数人を継続的に投入し,「ジャーナル論文」という形で成果を得るのは5年サイクルだと言われている.ゼミに既にあった研究が3年目で,興味があり,乗っかることができた人は,最高に運がいい.
だからこそ,成果がでなくても,真面目に取り組んで,それなりの考察をすれば,修士号は貰える.
一方,修士という称号が示す「高度知的人材」は研究能力ではなくとも育成できるのでは? という流れから,「システム開発」でも良いという大学を聞く(うちもそうだが).
そして,研究企画に苦しんだ学生が飛びつき,何の役にも立たないシステムを作ってお蔵入りさせ,就職する.
「私は何の役にも立たないコードを1年間書き続けることができます」とでも言うつもりか?
システム開発で良い?
それだけ有用な働きならば、見合う報酬を支払いたまえ。 金をとり、働かせようだなんて、ムシが良すぎる。 ポジショントークに過ぎない。
情報学・工学以外にも修士は居るんだよ。