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パテントトロールの話を聞いたとき、もしかしたら同じことを著作権でやる集団とかいるんじゃないかと思ったらやっぱり。
著作権の化物に関しては色々妄想することがあって。記事として出てくる以前からいもしない化物に怯えてたのだけど、実在するとわかってより恐ろしくなった。
とくに怖いのが、著作権切れや、CCライセンス下にない、独自ライセンスの商業利用可能のフリー素材だろう。
もし何らかの著作権管理団体が、そういったライセンス下で素材を配布している人から、それなりの金額で著作物を買取って、今後(と、それ以前にその素材を利用して作成された著作物)に対して利用料金を求める。みたいなことになったらと思うと。
あるいはネット上にある普通の人がとった写真、これらに対してやっぱりそれなりの謝礼を払いその著作権管理を団体に委託してもらうようにする。こうして莫大な普通の写真を自信の管理下に置く。
適当に誰かの絵なり写真なりをプログラム的な方法で解析して、自分の管理下にある写真と構図が似ているものをさがす。で、片っ端から訴える。
そういう方法をやってくる団体が出てくると思うと。すべてを自給自足でやるしかないなー。大変だ。いや、きっとみんなそうしてるんだけど。
まぁ利点もあるんだろうけど、素材制作者や一般の人にしてみれば、携帯でとった写真をネットにアップするだけでお金になるわけだし。作家にしてみても、団体にお布施をお支払いすれば莫大な資料素材を手に入れられるわけだし。
まさにそれはあらゆる著作物に対するJASRACなんだけど。そういうのが化物なのかそうじゃないのか。まぁ生まれてみないとなんとも。