僕が最近考えるのは、僕が持っている「将来幸せになんてなれないという予感」についてだ。そのことを僕が考え始めたのは「若者殺しの時代」という本を読んでからだったような気がする。元々感じていたモヤモヤがうまく整理され始めたのだろう。
そんなニヒルな考えを持つに至った理由は以下
1.僕の生まれる1990年頃から今まで日本が大体不景気であること、あるいはそのように報道されていること
2.特に最近の日本は結構ヤバイらしくて、それを少し実感していること
4.僕がイケメンではないということ
1はそういう意見を読んで確かにな、と思ったから。よく言われることだと思うので割合。
2は最近の国際情勢、日本の政治いて(そこまで熱心に新聞の政治欄とかを読んでいる訳でもないが・・・)、マスコミが取り上げていることなどを見て日本ヤバいと感じているということ。総理が国歌を歌った歌わなかったとか、グダグダした感じが酷い。麻生の時はもっと酷かったし、もっと他にすることあるだろと思う。
あと、日本ヤバいと感じることは身の回りにもある。大学のサークルとかで、「あいつは金持ちだからなぁ」とかの陰口が叩かれるような風潮が出来上がってた。だから仕送りをもらってる人とかは話したがらない。そしてみんなの節約志向がすごい。金がもったいないからって1日100円のカップ麺で過ごしたり、今日実家から届いたメロンしか食わないとかいう無駄話が妙に多い。そういう「貧乏が正義」みたいな風潮が友人たちの間に軽くあって、お前らは派遣村から来たのか、と言いたくなった。
3は個人の境遇から来てるものなのでしょうがない。簡単にいえば、母親が統失っぽくてちょっと姉に対して虐待みたいなのがあったらしい。祖母がほぼ僕の育ての親である。祖父は、僕が中学生になったくらいから、寝たきりで要介護になってしまい、祖母はその介護に腐心していた。父親は仕事と母親の面倒、晩年の祖父の面倒でもう、てんやわんや。3年前に祖父が亡くなり、今は父親もある程度落ち着いたが、母親は変わらず入退院を繰り返している。姉とのゴタゴタもたまにある。お盆に実家に帰ったが、3人とも老けたように思った。 正直に言って僕はこの家族を見ていると、「がんばればいつか幸福になれる」という文言を信用できない。このことを考えて、時々泣く。
4は冗談。イケメンにも悩みや不幸はあるに違いない・・・けど人生の難易度はイージーモードじゃね
「そんなのみんな同じだ甘えんな」「そんな予感を持っているならむしろもっと頑張れよ」みたいな批判はもっともだと思う。けど、こういう予感を19歳の若者が感じてるのも問題なんじゃないのとか、こういう予感を実はみんな感じてるんじゃないかと思い、増田に書いてしまった。良かったら、意見をお願いします。
終わり。
2010/8/24 追記をしました。http://anond.hatelabo.jp/20100824141446
19歳でそれに気付いたならまだ助かる方なんじゃねーの? 30過ぎまで何も考えない馬鹿もいてそっちの方が問題だろ。
絶望は愚者の結論。 最近、幸福感とはなんなのかと考えるに至り、 結局は『希望を持つ』という結論に達した。 この際、希望が叶ったか叶わなかったかという結果は関係ない。 希望を...
愚者だから希望を持つことができない、というのなら、もうどうしようもないですね。
http://anond.hatelabo.jp/20100821065642の増田です。 元記事が増田にゃんねるに取り上げられ(http://masuda.livedoor.biz/archives/51477453.html)、コメントが多くついたので追記を書きたくなりました。 ...
それはともかく、 「もう取り返しが付かないという黒い光が、私の未来を貫いて、一瞬間に私の前に横たわる全生涯を物凄く照らしました。」 っていう文章はものすごく巧いと思う。
ただの中二病だろ