2010-07-30

http://anond.hatelabo.jp/20100729223701

ほんのすこしづつですが、お互いの意見が近づいてきていますね。

ただ、少数精鋭と呼べるようなレベルになってくると、一介の中小企業としては無理な話。

要は、他人を経営に一切かかわらせない!というほど潔癖な話でもなく、おおまかにでも手綱をつけられたらいいの。

ここに関しては、「それが必要になる商売がそもそも邪道」と言う定義なのだから、仕方が無いのかなと言う感じです。

そういう(複数の才能が集まった)ベンチャーは結構あるけれど、そういうのは「博打」と定義されてしまっていますしね。

定義の時点で、「それを必要としてはいけない」としてしまっているから、このまま話を続けても言い方を変えながら同じ事を繰り返すだけになるでしょう。


以下、邪道な商売の話なので、話半分程度に。

家電業界なんかは特許依存していたりします。

生み出した優位性は、やはり占有したいですしね。

大抵技術職には「年間2つの特許をとること」なんて目標が設定され、査定に影響したりします。

このとき、会社にとって重要なのは、生まれた特許会社権利とすること、ではないんですよね。

それを産み出せる限られた人間を、きちんと会社にとどめる事、なんですよ。

特許とまでは行かずとも、回路設計やらソフト設計でも才能というのはあり、「この人が居なかったら完成しなかった」なんてプロジェクトは良く見かけます。

そういう人が抜けていき、商品開発力が無くなれば、会社としては終わってしまうのだから、規模の大小なんて関係なく、「(重要な)人が抜けるのは致命的」です。

そうした「(才能ある重要な)人物」について、再調達の目処など、確実性をもって立てられる企業はないでしょう。


こうした開発プロジェクトみたいなものを、社内ベンチャーのように動かす企業も増えてきました。

発起人がそれぞれの分野で才能のある奴を集めて、プロジェクトを起し、設計・開発、プレゼンなどをチームとして全部やるわけです。

独立ベンチャーで、ニュアンスとしてこれに近い感じになるものはそれなりの数あるはずですが、そうした才能に頼ってしまうのは商売として邪道ですし、難しいですよね。

  • ここに関しては、「それが必要になる商売がそもそも邪道」と言う定義なのだから、仕方が無いのかなと言う感じです。 そういう(複数の才能が集まった)ベンチャーは結構あるけれ...

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