2010-07-27

男と女恋愛関係において付き合うとき、そこには合理的な共存の仕方が成り立っているんだと思う。

ここで言う”共存の仕方”って言うのは、つまりギブ&テイクだ。

どちらかが、どちらかに恋をして、あるいはどちらもが互いを好きになって、告白するとき、人はその思いとそこから得る何かを天秤にかける。

この人と一緒になることによって自分はどんなアドバンテージをあることになるのか?

そんなことを誰しも一瞬、それが意識的なものか、無意識によるものなのかはさておき、そういった思考経路を経て人はYesかNoの答を出す。

恋や愛はそんな計算されてできるものなんかじゃないって。

そうかもしれない。

でもこんな計算恋愛のなかでは日常茶飯事だと思う。

恋愛はそんな計算だけで成り立つものなんかじゃないって、そう自分も信じている。

けれども人が何か決断を下す過程で”計算”することは不可避であり、それは大きなパートを占めている。

たとえば誰かが、周りにいる人のなかで誰かを恋愛対象外だと決めるとき。

それはきっと日々の小さなことの積み重ねの結果からくるものだろうし、あるいは一瞬の判断によって決まることかもしれない。

いずれにしろ、そこには計算が働き、何が自分にとって優先事項か、その優先事項のもとで対象は自分アドバンテージを与えうるか、そういったことを論理的に導き出す。

その優先事項やアドバンテージに対しての可否の判断はもちろん個々人によるものだし、そもそも人それぞれによって思考の過程はちがうものだから、そこに絶対的な定理なんてものは存在しない。

なんだか書いていて、自分が極々当たり前のことしか言っていないことが良くわかる。

ま、でもたかが大学生恋愛のなにがわかるのかといわれれば、それまでなのかもしれない。

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