・どのレベルから専業になるの?
人それぞれだと思います。
結局作家さんが「自分は作家一本で喰っていく」と決めれば、その時点で(喰えなくても)専業ですから。
一般的には、
・レアですが、出版社側が人気シリーズ抱えた兼業作家に「先生、執筆に専念してもっと書いてください!」と泣きつく。
これがレアなのは、雑誌は新人等のプッシュというより、むしろ売れてる作家に書かせる場で、「専属契約」のような
漫画界の一部にあるような慣習もなく、結局、出版社側に「作家に収入を保証する手段が少ない」という一種の弱みが
あるからです。
・作家さんが、複数レーベルに渡りがついて、書きさえすれば安定して新刊が出せるようになった時に決断して本業を辞める。
ラノベ業界は「編集部の意向が強い」と言う点では漫画業界的なのですが、「複数レーベルOK」という点ではラノベ業界も
これが通用するのは、出版点数で8割を絞めるレーベルが同じ資本系列で、出版社サイドとしてはグループ会社で書きたい、
という作家にあまり文句が言えない、というラノベ界特有の事情もあります。
・作家さんが、何らかの事情で本業(作家じゃ無い方)で行き詰まった時。
事情は千差万別ですが、かなり多いケースだと思います。
というあたりでしょうか。学生デビューとかだと(食えるかどうかは別にして)最初から専業という方も多いです。
・専業になっちゃって食えない人は何の仕事するの?
・収入は作家活動のみで食えるレベルでは無いが、実家暮らし(あるいは配偶者の収入がある)なので問題無し。
(実家暮らしは特に若手の女性作家に多いです。お嬢だと十数年そのままのスタンスとか・・・)
・作家が本業だが、収入が足りないので、時間の自由が利くバイトで補って生活。
(必ずしも脱落コースではないです。冲方丁氏のようにそこからのし上がる方もいます)
・専業を止めて、作家は副業と割り切って、文筆活動と無関係な業界に就職する。なぜ文筆系じゃないかは、単純にそれが狭き門だからです。
->http://anond.hatelabo.jp/20100722170832
(副業で新作ペースが遅いと編集部も使いにくいので、結局、そのまま作家を辞めるケースが多いかもしれません)
ここのところ、新レーベルラッシュでとりあえず弾を揃えなきゃならない、という立ち上げサイドの事情もあって、
結構専業で食えてた(ぱっとした実績のないベテランでも、新刊を出しやすかった)作家さんが多かったと思いますが、
そろそろ新レーベルでも、自前新人養成と実績での選別をはじめているので、これからは専業は苦しくなってくるのかも
しれません。
漫画家とかも大概だけどラノベってもっと酷いじゃない? 元から売れない人は論外としても それなりに売れた人でも将来どうするのかよくわからん
その通りだけど、だからこそ「基本は兼業作家」が浸透してる業界だから問題無いよ。 新人賞とか獲った人に編集部が最初に念を押すのが「(今までの)仕事も辞めないでくださいね?...
お、詳しい人? 追加で2つ教えて欲しい ・どのレベルから専業になるの? ・専業になっちゃって食えない人は何の仕事するの? 好きな作家が専業らしいんだけどまだ駆け出し&...
>>・どのレベルから専業になるの?<< 人それぞれだと思います。 結局作家さんが「自分は作家一本で喰っていく」と決めれば、その時点で(喰えなくても)専業ですから。 一般...
(若手の女性作家に多いです。お嬢だと十数年そのままのスタンスとか・・・) を見て思ったけど、女性作家だと主婦作家も多いよね(ラノベに限らず) 本業が主婦なのか作家なのか...
それは作家として「専業」と言ってるだけであって、ライトノベルだけ書いて食ってる人はたぶんおそらくきっと今も昔もいない。(定義にもよるだろうが) 俺の知ってる作家さんだと、...
というか「専業になっちゃって食えない人は何の仕事するの?」って他のだいたいの仕事で言えることでしょ。 漫画家でもイラストレーターでも八百屋でも料理屋でもベンチャーの社長...
物書き特有の事情ってもんもあるんじゃないの?イメージ的にはエロゲのシナリオ書いている人が多そうだが。
10年前のラノベ作家が100人いれば、今59人生き延びている。 今のラノベ作家100人が10年後に何人生き延びているかは知らん。