■戦争を美しいと感じてしまうことへの罪悪感
が、ふつりと沸いてきた。浮かんできたわけなのです。
まあ、戦争といっても、戦争を写し取った画像なり映画なり小説なりに対してなんですけれども。
リアリティに溢れまくった擬似的戦争に耽美な儚さだとか主義主張の清廉な愚直さを見て、なんだか感動してしまうのです。
つまりは、消費文化として、戦争を見てしまっている。悲劇を楽しんでいる。
オデュッセアだったっけ? 戯曲でも昔から悲劇が描かれ、それを消費しているのが人間なのだから今更な考えなのかもしれないけれど。
消費する生き物としての在りようが、なんだか歯がゆい。
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