デジタルネイティブって、意外と視野が狭くなっちゃわないかな?という危惧。
インターネットがあれば、その気になればいつでも世界中の情報にアクセスできるし、インターネットが物心ついた時からある人は視野が広くもてていいなー、なんてオジサンは思ってたんだけど、そんな単純にはいかないのかもと思い直して見たり。
なにせ、情報が多過ぎる。メジャー所のニュースサイトのRSS登録しておけば、最先端ニュースはいくらでも伝わってくる。mixiにログインすれば友人の状況も逐次分かるTwitterでフォローすれば憧れの人も身近に感じられる。
人間誰しも楽したい、不愉快なことには近づきたくないものだから、面白くないニュースサイトは巡回から外すし、嫌いな人はブロックする。
現実では嫌いな人がいてもしがらみとか色々あって、縁を切るというのは面倒だけど、インターネットだったら簡単だ。
ハンドルネームなんて変えるのは一瞬でできる。
そうこうしているうちに、インターネットから伝わる情報は自分に都合のいい情報だけになってくる。
あたりまえだ。だって、いやな情報をフィルタリングしてなかったことにしているんだから。
だけど、インターネットの前提として『全世界とつながっている』という印象だけは残っているので、少しこじらすと、まるで自分の考えは全世界同じ、自分の意見は常に多数派。自分に反論してくる人は嫉妬した少数派だけ。だから、叩いてもいいし、むしろそれが社会正義だとかいう立派な偏見持ちが出来上がってしまう。
うん、まったく人のことは言えない。いま、この記事が偏見になっているということは二十分にありうる。
今のデジタルネイティブはそんな偏見もたず、全ての情報をフラットに受け取っている、という可能性もある。むしろ、そうであって欲しい。
実際どうなんだかは、人間の観測能力には限界があるし、悪魔の証明になるのであきらめて、せめて私は気にいらないという理由だけで非難するのは止めるよう心がけよう。
mixiとかは限りなくその傾向があるけど、 私は何かとインターネットで 大学名でコンプレックスを感じてしまっていたぞ。 マーチじゃな~とか。 今ではもうないけど。
デジタルネイティブってマシン語ぺらぺらとかそういうイメージだったが違うのか