携帯電話の普及によりその数は減ったものの、今日もまだ全国に沢山存在している
ある日から全国の電話ボックスの使用履歴がおかしいという事で、NTTは極秘に調査を実施した。
しかしその結果は実に不可解なものであった
電話ボックスの使用、つまり受話器は上がっているが通話までに至っていないというケースが全体の使用履歴の50%に近いという奇妙な実態が明らかになった
それも平均通話時間は今までと変わっていない。
つまり電話ボックス使用者の約半数が受話器を上げて待機音と3分近く話をしているというのだ
一体誰が何のために?NTT調査部はいくつかの電話ボックスに監視カメラを仕掛け、実際の電話ボックス使用者の様子を見ることにした。
調査部は驚愕した、誰もが調査結果には半信半疑で何者かにデータを改ざんされたものだと思っていたのだ
調査部の仕掛けた監視カメラには克明に、通話せずにただ待機音と話す人々が映されていた
驚いたのはそれだけでなく、サラリーマン、OL、子供から老人まで皆、同じ口調で意味不明な言語を話していたのだ
聞いたことの無い、得体の知れない言語
人間とは思えない奇妙な声を発していた
あるあるw なんかのごっこをしている時、ちょっとやな奴とすれ違う時、雨宿りで追い出されないようにする時、待ち合わせに使う時、云々。
公衆電話の受話器って、独特の臭いしない?特に緑のやつ。 よくお世話になっていた頃は気にしなかったけど、携帯になれてしまってからはあの臭いの原因が気になって気持ち使いづら...