「拉致と切り離せない」 橋下知事が朝鮮学校無償化めぐり見解
2010.3.2 20:04
大阪府の橋下徹知事は2日、高校の授業料無償化をめぐる朝鮮学校への対応について「拉致問題を切り離して考えることはできない」と指摘し「在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と学校の関係が府民に分かりにくければ、支援の対象外にすべきだ」と述べた。
一方で橋下氏は「非常に微妙な問題。できたら子供たちを泣かせたくない」と言及。「外交上の判断は国に従うが、純粋な府の行政施策にかかわることは僕が判断したい」と独自の方針に含みを持たせた。
橋下氏は判断の基準について「(大阪の)北朝鮮関係者が、拉致問題に関してどう意思表示をしてくれるか」と述べ、総連関係者らの対応を見て検討する考えを示した。
問題はここだろう。
朝鮮総連は今日に至るまで、本国の核開発問題、ミサイル問題、拉致問題に関して、全くと言って良いほど公式な意見を表明していない。「遺憾」の「い」の字すら。
授業料を無償化するという事は、日本国の税金でまかなうという事。その税金の使い道を決めるのは日本国民。その日本国民の生命や財産を脅かした(ている)前述の事案に対して、彼らは何の意見も表明していない状態。核やミサイルに関しては逆に肯定的な態度すらとっている。