http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/51008538.html
>とある超有名な広告代理店に内定が決まっている学生さんの一言にびっくりしちゃいました。
>「ラジオってどう聴くんですか?」
>そこの場にいた20代後半~30代後半の人たちは「いやいや、それはちょっと」
>と思ったのですが、周りの学生も「知らない」と口々に。
>これは衝撃的で。
>ジェネレーションギャップなのかなあ、と思って、帰ってからオフィスの同じ歳の
>28歳女子に「ラジオの聴き方しらない世代が出てきてたよ・・・」と聞いたら、一言。
>その子も聴き方がわからない、とのことでした。これもびっくり。
(中略)
>だいたい30人くらいの学生さんとかに聞いてみたんですが、
>まあ、「ほとんど知らない」という感触でした。
・そもそも、無料で聞けるということを知らない。
(有線放送と勘違いしている人が結構いるのでは?)
・受信機があっても、「ダイヤルを回して周波数を合わせる」という作業を知らない、
あるいは「難しい」と思っている。
(テレビリモコンで最初から設定されているのが「当たり前」と思っている。
特にVHF波の関東在住者は、UHFダイヤルで合わせることを知らない)
ということで「難しい」と思っているらしい。
また、「クルマに乗っていたら聞くでしょう?」という反論が地方在住者からあるようだが、
・都内在住者はそもそも滅多にクルマに乗らない。
・若者は幼少時に親のクルマでラジオを聞かされていたのかもしれないが、
当時の方法を覚えていない。
・親によっては、カーナビでラジオじゃなくDVDを見せたり、CDを聞かせたりしているケースがある。
うちもそうです・・・
ということなので、都内在住の若者に対しては「クルマで聞いているでしょ?」という反論は通用しない。
「RC造マンション内で、AMラジオを聴くのが難しい」という「ラジオ難民問題」が被さってくる。
http://www.business-i.jp/news/special-page/ronfu/200910210005o.nwc
>都心にある高層マンションの室内でラジオのスイッチを入れると、雑音ばかり。
>FM放送はなんとか受信できたが、AM放送は窓際やベランダでやっと聞こえてきた。
>最近、高層マンションやビルでラジオの受信状況を調べている。
>ラジオが聞こえない高層階という空間に多くの市民は生活し、働いている実態が分かってきた。
>乱立する高層のマンションやビルでは、「高層難民」という過去経験したことがない
>新しい災害が発生する、と筆者は警告してきた。
>実は、すでに平時から「ラジオ難民」が発生しており、災害時の有効な情報収集手段である
>ラジオを活用できない。
>加えて、近年整備が進む地下鉄や地下街など増殖する地下空間でも、一部を除いてラジオが聞こえない。
という問題と、
という二重苦の状況にあるといえる。
「大震災発生時は、まずラジオで情報収集」を進めているが、都内若者のこの惨状からすれば、
「極めて憂慮すべき状況」と言えるのではないか?
1.RC造マンションにおけるラジオの受信状況の改善策を地道に行なう
3.その上で、定期的に、「ラジオの使い方」を若者にレクチャーする。
という3対策を早急に行なわないとダメだ。