2010-02-25

私が算数が嫌いになった理由

小学校あがるまえから、

1,2,3,・・・いっぱい!

と言う感じで最初から数字には弱かった。

けれど・・・。

小学2年生のときだった。

3桁の引き算を授業で習った。

こんな筆算方式で。

ex)561-325

  561

-325

――――

 236

実は前日に進研ゼミ(笑)でやっていたから、この筆算のやり方はなんとなくわかった。

けれどそれにしても難しいやり方だと思った。

なぜ6が一つとられてしまって1が11になるのか

わからない。

考える時間もくれないし、教えてもくれない。

” こういうものだ”と押し付けられている状態が気持ち悪かった。

そういうわけで、どうしてこんなに不思議な形をした式をわざわざつくるのかわからなかった。

もともと自分で作った計算方法じゃないんだから、わかるわけがないんだ。

だったら、この計算のやり方を一から自分で考えてみようと思った。

そして、余計な数字をとって計算すればいい!という結論に至った。

要するに、

(500-300)+(60-20)+(1-5)

=200+40-4

=236

という計算方法だ。

もちろん負の数も()の計算も習っていない。

けれど考えた結果、知らずに私の頭の中では、そういう概念計算できていた。

我ながらこれは名案だ、筆算よりずっと簡単だ、・・・と思った。

授業の最後に先生が、

先生のこのやり方がわからなかった人は手を挙げてください」

と言った。

私は筆算なんてわからなかったから手を挙げた。

私のほかにあと二人手を挙げた。

授業が終わったあと、

先生は私以外の二人の子のところへいった。

その二人は本当に答えがでなくて苦労していたらしい。

先生はもう一度、筆算のやり方を一から説明した。

苦し紛れに二人はわかった・・・と頷いた。

その後、先生は私のところにやってきた。

私のノートを見て先生は、

「あれ?答えはあっているよ。でも・・・筆算は?」

と訊いてきた。

それで私は

筆算がわからない。私はこうやって計算したの。」

と言って自分が頭の中でした計算を説明した。

さきに言ったように、()も負の数なんて知らなかったからうまく説明できなかった。

先生も私が言っている意味がわからなかったらしく、ずっと不思議そうな顔をしていた。

そしてまだ私が説明を終えないうちに、

「でも、こうやって計算するの。」

そう言って先生はまた筆算のやり方を一から説明した。


「でも、こうやって計算するの。」このひと言はかなりキツかった。

なぜなのかわからないのに、やり方だけ言われて納得なんて出来なかった。

その後、私はおちこぼれと見なされ、居残りだってした。

こうして算数が嫌いになった。

(もちろんこれが全てではないし、私の弱い精神力のせいでもあるけれど・・・)

ただ、そんな辛いこともあったけれど、

小2のあの時、”(500-300)+ (60-20)+(1-5)”というあの式が閃いたおかげで、

マイナス計算方程式は楽しくて、

中学、高校と数学はずっと成績優秀者でやってこれた。

やっぱり

勉強において考えることほど大切なことはない、と思う。

  • http://anond.hatelabo.jp/20100225163000

    あなたに足りなかったものは「自分の方法と一般的な方法が同値だと証明するための知能」です。 確かに考える事は大切ですが、もう少し頑張れば良かったですね。

    • http://anond.hatelabo.jp/20100225163908

      逆。知らないのに出来てるんだから、 そういう事に元々長けてる。

      • http://anond.hatelabo.jp/20100225164103

        だって小学生だもんな。そりゃそうだ。 逆にソロバン叩き込まれてたから理屈考える前にソロバンの動きで覚えてしまって論理的な説明ができなくなった俺とは正反対。

      • http://anond.hatelabo.jp/20100225164103

        「知らないのに出来てる」とか「そういう事に元々長けてる」とか優生学的な発想を感じる

      • http://anond.hatelabo.jp/20100225164103

        だったら元増田の例だってそれが引き算そのものであることを先生に説明すればよかっただろ。 エントリに一々書き起こすにしても脆弱。『「でも、こうやって計算するの。」』→『こ...

  • http://anond.hatelabo.jp/20100225163000

    ex)561-325 (500-300)+(60-20)+(1-5) =(500-300)+(50-20)+(10+1-5) =200+30+6 =236 あと一歩だったんじゃないか? 公式は機械的に使うものとして、自分で解くときはいつもオリジナルで解い...

  • http://anond.hatelabo.jp/20100225163000

    計算機科学において特定の自然群の条件を満足する体を多倍精度メモリ領域を用いて実装する時に演算の正しさを証明する過程がまさにそれです。 察するに、あなたを指導した教員に知...

  • http://anond.hatelabo.jp/20100225163000

    本当悪い先生に会ったな。 先生も親のいうことも間に受けないというか、信頼しないほうがいいよ。 全ては自分の中でひらめいて気づいた事が大切。そういうヒラメキを殺す教育であっ...

  • http://anond.hatelabo.jp/20100225163000

    増田が正しい。 やはり、この辺は日本の教育の限界ですねぇ。逆に大学以後で必要になるのは増田のような発想力だ。 それを小学校でつぶしてしまうのはいかにも惜しい。   個人的に...

  • http://anond.hatelabo.jp/20100225163000

    同情するよ。俺も「習ってない漢字を使うな」とか「教えてない解き方で解くな」とか、だいぶ公立小学校には迫害されたからなあ。 自分が好きで色々勝手に本を読んだり暇があったら...

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    • http://anond.hatelabo.jp/20100301075005

      ぼくは算数サッパリなので、この指摘が正しいかどうかわかんないし、正しいとも思うんだけど 元増田にとって一番肝心なのは、問題の解き方の概念が出来上がったら、とたんに理解で...

      • http://anond.hatelabo.jp/20100301075321

        元増田で肝心なのは、「他人の概念を押し付けられたから嫌いになった」だね。 それに対して、「日本の教育の限界」とか「教師が悪かった」とか続く辺りも、とても日本的。

    • http://anond.hatelabo.jp/20100301075005

      ああ、なるほど。 元増田が書いたのを読んで「それ、俺ルールとしてはアリかもしれないけど、楽じゃない時があるんじゃね?」と漫然と思っていて、でもそれが何故かわからなくても...

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