2010-02-22

仕事では救われない。ましてやネットでは救われない

仕事のしすぎで精神的におかしくなってるんじゃない?とのご指摘を受けたこともあったけど、この2月からいよいよ暇になって、余暇時間を増やしてもいっこうにこの精神的な苦しみは改善されないことが分かった。少しだけ、そっちの可能性に期待していただけに残念だ。

思えば2009年は悲惨な一年だった。復職から一年、昨年は自分的に「動かなければ!」と目覚めた一年で、前半はそれこそ一所懸命仕事資格勉強に励み、後半は合コンに頻繁に参加し出会いを求めた。結果はどうだったろう。惨敗そのものだった。

仕事はもともと自分の興味に合致していなかったものだということはあるが、やればやるほど虚しさだけが募るだけだった。果たしてあれだけ時間をかけて、生み出した付加価値ってどれほどのもんだったろうか。一時期、それは確かに過労から精神状態がおかしくなってるのではないかと自分でも思うことがあった。それほど働いた。なのに、得たのは徒労だけ。オーバーワーク気味に同時期に資格予備校にも通い出し、平日は長時間残業・週末は予備校通いで埋まるという生活を過ごした。ひどかった。今は、もう、いい。月20時間残業してれば充分だわ。ていうかもはや会社に定期的に通うことさえいやだわ。仕事が嫌で嫌で仕方ない。自分で砂山を作ってそれを自分でぶっ壊し、もう一度砂山を作って…という作業にしか感じられない。自分の成長感が全く感じられない業務。苦痛すぎる。

ところで、なぜそんなに仕事資格勉強に没頭したかというと、それはもともと自分の鬱要因の本丸である「人との交流がない」という部分を穴埋めするために病的にのめりこんだ節がある。よって後半からは方向転換した。(というか意識的に転換したのではなく、偶然機会があったからだけなんだけど)合コンに活発に参加するようにした。その結果は、…言うまでもない。分かったことは、自分に自信がない人間というのは絶対に女性からは相手にされないということ。そして人生においてもはや自信を構築していく機会を逃した自分は、これからもずっと女性との縁はないということ。悲惨だわ。

ネットで友達作ればいい、はてダTwitter始めれば友達できるよ、なんてアドバイス増田でもらったことがあったので、つい最近それらも始めてみた。でもさ、何も起きないよ。はてダ閑古鳥が鳴いてるし、Twitterなんか文字通り単なるつぶやき状態で誰からもレスポンスをもらえない。人とのつながりは一切感じない。2ちゃんオフmixiオフも参加してみた。でも、オフってその場限りなんだよな。リアルのつながりから発生しているコミュニティならともかく、ネットで初めて出会うようなコミュニティではその後のリアルの付き合いというのが全く発生しなかった。どれもが単発的なもの。せっかく気の合いそうな人とかがいたのに、一層寂しさを感じるだけのイベントだった。

というわけで、正直もう自分的には詰んだ感が大きい。これほどの孤独感と欠乏感を抱え込みながら生きていくことは相当に辛い。楽しいことは、ほとんどない(たまに、小説映画面白い時があるくらいだ)。もう社会人になってしまって、これから環境が劇的に変わることはないだろうから新しい人間関係を作る機会もないだろう。そう思うともう一生このまま=絶対いやだ、ということ。

以上をふまえ、本日メンタルクリニックを予約した。診療日は来週木曜日自分的には本当に最後のカードを切った感がある。これで少しでも気持ちが楽にならないようであれば、ほんとにやることやらなきゃいけないと思ってる。ほんとにもう辛いのだ。一人っきりが辛いから休むことさえ辛いのだ。目が覚めたらその瞬間からもう気持ちが落ち込んで、それはそれは苦しいのだ。薬とか、絶対飲みたくないなと思ってたけど、仕方ない。根本の原因が解消されることなく薬でごまかすだけなんて何の意味もないじゃないかと思っていたけど、もうそろそろこの苦痛限界だわ。致死量。ひとまず対症療法を図り、その結果も芳しくなければ…。

何が書きたかったかというと。大学までにおける人生経験の蓄積・自信の醸成がとても重要であるということ。社会人からの人格人間の転換はものすごく難しいということ。それらの「ことの大きさ」を伝えたかっただけだ。勿論、頭のいい皆さんは当然ながらご存知でしょうか。

駄目だ。これだけは人に勝ってるよと、1点だけでも自分内面に自信がなければ、その劣等感はほんとに人間を蝕んでしまうよ。学歴とか、会社名とか、そういった要素は全く役に立たなかった。人間としてのこれまでの経験、そこから得られた友人・恋人、それらこそが重要なのである。それらを得ることに失敗した僕はまもなくバッドエンドを迎えます。皆さんも要ご注意を。

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