会社を辞めるかもしれない。
まだ確定じゃないけれど、私の中ではもうやめた気になっている。
もう今の仕事はできないと感じているし、会社のほうからも「戻れない」と言われている。
原因はうつ。部長は古い人間だから、原因は私が精神的に弱い所為で、うつなんて気の持ちようで治ると思ってる。
それがちょっと悔しいし、悲しい。うつになんてなった自分を責めたい。
でも、原因は法律を無視した会社の労働環境(専門家に相談したので、違法なのは確定)で、私の所為じゃない、と心の底では思ってる。
上で部長の悪口なんて書いたけど、新入社員の私に仕事を教えてくれて、
飲みにも連れて行ってくれて、叱ってくれた。すごくいい人。
上に立つ人だから、いろんな人に悪口を言われている。正直、部長には自分勝手なところもある。
でも、私は部長のこと好きだったから、陰口を叩かれているのを聞くと、自分のことのように悔しかった。
部長だって頑張ってるんだよ!同じ人間なんだから失敗もあるんだよ!って。
今は足手まといだけど、もっと成長して、部長がみんなに悪口言われないように手助けしたかったです。
一番私をたくさん叱ってくれた上司は、世渡り上手でみんなに好かれていた。
話を聞かずに持論を展開する部長と違って、「そういうこともあるよね」って話を聞いてくれるところが好きだった。
その後「俺はこう思うけどね」って説教に持っていかれるから、根本は部長とあまり変わらなかったかもしれない。
一番ケンカをしたのもこの人。私はコミュニケーション能力が低いから、人とそんなにケンカしたことがなかった。
ケンカをすると、なにか恐ろしいことが起こる気がして、ケンカを避ける生き方をしてきた。
だから、ケンカをしても仲直りができると教えてくれたのはあなたでした。
たくさん怒らせて、キレさせてごめんなさい。
一度無視されたけど、それでもまた仕事を教えてくれて、叱って、褒めてくれてありがとうございました。
褒めるの苦手だって言ってたのに、私が叱るくせに褒めない!って文句を言ったから、頑張ってくれたんですよね。
毒があるけど、優しいお局様。
一年持たなかったけど、あなたを目指して頑張って、あなたの偉大さを知りました。
この業界で生きてきた大先輩。
私もこの業界で成長したら、あんなふうに振舞えるのかな、いろんな人たちと付き合えるのかなって
想像してワクワクしてた。
どんな年代、どんなタイプの人を相手にしても大丈夫。それでもまだ仕事は難しいって言う。
どんな仕事も奥が深くて、浅いものなんて無いのだと私に教えてくれました。
頑張って業績が伸びれば、今の環境も良くなる。そう励ましてくれたけれど、
ごめんなさい。私、耐え切れませんでした。
一緒に働いてくれた、アルバイトさんたち。
私よりも先輩で、でも私は社員。微妙な立ち位置の私を受け入れてくれた。
みんな大人で、私に注意するときもすごく気を使ってくれた。
みんなと会話すると、叱られてピリピリしていた心が和みました。
歳も色々で、こういう生き方もあるんだ、と私に気づかせてくれた
本当に人生の先輩たちでした。
Kさんのようにだんなさんと仲良く、Iさんのように面白く可愛く、
Sさんのように人の気持ちを考えた言葉遣いができる人になりたいです。
言葉遣いがきつくて、ちょっとしたことで叱られても泣きそうになりました。泣いた事もありました。
怖い人だったけど、ものすごく仕事ができて、見た目もかっこよくて、話すと面白くて。
制服をかっこよく着こなす様は憧れでした。私も、その制服着たかったな。
歳の近かったアルバイトさん。
私が入社した所為で、仕事をとってしまってごめんなさい。
あなたみたいに、叱られてもへこたれない、強い人でありたかったな。
たまにしかこなかったIさんKさん。
私よりはるかに年上で、だからこそ余裕があって。
上司が怒った理由を、私に解説してくれたり。
世の中のことを教えてくれたり。
私に優しい言葉をかけてくれてありがとうございました。もっとお話聞きたかった。
お二人の言葉通り、常に明るく振舞って生きたいです。
うつで落ち込んでる様子なんて見せてごめんね。
私より年下だけど、部長も上司も私より仕事ができると褒めていたよ。
私は、あなたの良い先輩になれていたかな?
違う部署の、先輩方。
最初はお話しする機会も少なかった。でも私の失敗がそっちの部署に響くこともあって、何度か怒られてしまった。
私にはそっちの仕事は分からなかったから、早くモノ上げろよ!と勝手なことを思ったりもしたけれど
あなた方無しでは会社は回らない。大切な仲間でした。
最近ようやく認められてきたと思ったのにな。
不良な過去を持っていて、その経験を聞かせながら説教をしてくれたSさん。
見た目は怖いけど、優しく接してくれて面白いKさん。
今でもよく分からないけれど、私の注文した品をすごい完成度で仕上げてくれたNさん。
私に厳しく当たっているけれど、知らないことは教えてくれて頼りになるTさん。
今までありがとうございました。
まだ書ききれないや。
泣いている私を励ましてくれたTさん。赤い車に乗って、手を振る様子がとても可愛かったです。
歳を重ねても、こんなに可愛い人がいるんだとびっくりしました。
言葉の選び方が素敵なIさん。私が男なら惚れる!と思うほど気の利いた言い方ができる人でした。
人生の大先輩Eさん。あなたのお話はとても面白くて勉強になりました。年寄りの頭が硬いなんて、固定観念でした。
とってもいい人なTさん。忙しい週末、あなたと話すと癒されました。
挨拶は無愛想だけど、笑顔が素敵なIさん。私が泣いた後言われたあなたの言葉に、救われた気がします。
病気で辞めてしまったHさん。お茶目で可愛くて、あなたと話せるようになって嬉しかった。
持ち物のセンスが素敵なYさん、頑張りやのSさん、年下なのにしっかりしていて、私が圧倒されてしまったKさんとKさん。
言い方はきついけれど、配慮を忘れないSさん。あまり話さなかったけど、優しくてハキハキしてるIさん。
素敵な声のTさん。丁寧で親切なTさん。同い年で、私の心配をしてくれたNさん。
もっと話してみたかった、Iさん、Iさん、Hさん。
お世話になりました。私はこの職場で、いろんなことを学びました。皆さんのおかげです。みんな大好きです。
これを全部、直接言う勇気も機会もないと思う。
ネットの海に流したら、誰かが見つけてくれるかもしれない。届くかもしれない。届かなくてもいいや。
だから、ここに書いておきます。
なんだろう、すっごく寂しい。大好きな連載漫画が終わってしまうような感覚。
もうこのお話は終わりで、続きを見ることはできないんだ。
私がこの職場で働き続けて、お局様みたいになって、みんなに認められる未来は無いんだ。
そんな未来を生きてみたかったな。みんなも、そんな未来を望んでいたんだよね。
さあ、後ろを見るのはこれでおしまい。
前を見よう。明るく生きよう。仕事をやめたんだから、やりたかったことが全部できるんだ。
みんなには、会いに行けばいい。気まずくなっていたっていいや。
仕事の上司や部下じゃないけれど、人生の先輩と後輩であることに変わりは無いよね。
あ、でも一番にうつを治さないとね。
こんなこと書いて、「仕事やめなくてもいいです」って会社に言われたら笑える。
そしたらどうしよう。何も考えてない。
まあいいや。なんとかなるよ、きっと。