2010-01-13

デートの「おごり」と男女平等の弊害

 奢られることに価値を見出す人達が居る。

 いや、別に他意はなくて、女性が奢られることについて、未だにネット上で話題になるのはなぜかと色々考えて見ましたが、女性に対して男がお金を払う=価値がある女という図式があるからではないでしょうか。

 詰まり、日頃相手の男性の為におめかしをして、自分磨きをしたのに、一回目のデートで割り勘だった。

 

 これは女性の側からすれば、「信じられないほどのケチ」というよりも「私に対する侮辱」に近いと思います。

 いや、そこまで言うと大げさですが、そうした相手への気持ちをお金で払う行為そのものに、私はある種の疑問は抱きますが、それでもそれ以外に細かな気遣いなどでカバーできればいいのですが、行き過ぎた男女平等主義が男性の側にも浸透してしまって、「デートの時も男女平等だろう」という思想が次第に蔓延しだしているわけです。

 しかし、男女平等という意識を特に持っていない女性からすれば、女性がおごられること(一回目だけでも)は女性だけの特権という意識女性からすれば、こうした初回でも割り勘で済ませようという男性は存在そのものが信じられないと思います。

 ですが、男女平等というイデオロギーで、男性だけが持っている特権を徐々に剥奪して、男性社会に足を踏み入れていったわけですので、そうした女性だけが持っていた特権というものが、男女平等というイデオロギーによって剥奪されるリスクというものは考慮した方がいいと私は思います。

 何故なら、そうした考えの男性を否定したとしても、そうした考えを持った人が段々増えてくると否定する側がマイノリティになるからです。

 

 恐らくはデート男性女性におごるのは当然、という流れは当分は安泰でしょうが、それがネットで話題になるということは何時までも安全とは言い切れません。

 まさにおごれる者は久しからずといった所でしょうか(オヤジギャグ

 しかし、こうした男性の側に経済的負担を求めるスタイルは次第に男性側の恋愛市場への参加を妨げている、若しくはハードルになっているという事実はそろそろ、考慮した方がいいでしょう。

 女性の側が経済力を持った今の時代、デートの時に男性におごると言う人が段々一般化するかも知れませんね。

  • 恐らくはデートで男性が女性におごるのは当然、という流れは当分は安泰でしょうが オヤジギャグ言ってるオヤジに若者文化は分からないのかもしれないけど、 若い世代ならとっくに...

  • 自分の周囲ではむしろ若くてカッコつけたい世代ほど、おごりたがるけどねぇ。 そして、おごるのを頑なに断って、割り勘にすると、「脈なし」と判断する。 ある程度、そういうカッコ...

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