れんほう(←変換できない)さんの改造コード騒動関連で「改造だけなら問題無いよね」といった類の意見が散見しました。
ですが、法的な是非はともかくとして、いちゲーマーとしては「無理解なチート(≒改造)」ってなんやかんやで迷惑なんですね。
で、たぶん、れんほう(←変換ry)さんの息子さんは高確率で無邪気にチートを行っていると思います。
そう考えますと、やっぱり、この騒動に対して「違法ROM使ってるわけじゃないし・・・・・マジコンじゃなくてPARだし・・・・・改造だけなら・・・・・」と言っている方々には「やめて!」と叫びたくなっちゃいます。バリバリ。
チートが許容されてきたのは「閉じた世界で自己完結しているズルで、他人に迷惑をかけていないから」だと思っています。
ちょっと前まで、ゲームは基本的にオフラインでしたから「閉じた世界」を地で行っていたわけです。
スコアデータを使って不特定多数と腕前を競うとかはありましたけど、自分から意識的に参加する必要がありましたし、そもそもそういうケースではチートなんて許容されていませんでしたね。
でも最近は、遠距離はネットで、近距離は無線通信で、不特定多数と簡単に繋がるようになって、ゲームもそういった機能を当たり前のように載せるようになりました。
そんなわけで、「閉じた世界」はそれなりに意識しないと維持できなくなっています。
で、繰り返しになりますが、小学生ですし、お母さんに改造コードを聞いてますし、れんほう(ryさんの息子さんは「世界を閉じる」ことを意識することなくチートをしていると考えるのが自然なわけです。
「他者に迷惑をかける可能性のある、非難されかねないズル」を。
こんなこと、迷惑をかけられる可能性のある1人であるいちゲーマーとしては絶対に看過できない!・・・・・とまでは言いませんけど、いや、言ったほうがいいのかもしれませんけど、いずれにしても腹の中にモニョモニョしたものが残るわけです。
今回、蓮舫さんは発言をした後の反応を受けて自身の発言の問題について何らかの理解を示して、息子さんに説教をしたそうです。
「何らかの理解」が正直どういうものなのかわからないのですが(違法性のあるものと解釈したのか、道徳レベルでダメなものと解釈したのか?)、こういう姿勢がリテラシ教育というものなんだろうなあと思いました。
まとまってませんが、まとめますと、「改造だけなら(違法性が無いから)セーフ」と気軽に言うのはモニョる人がいるからやめてね!ということです。