はてな界隈では女性性に魅力を感じている男女が多いように感じるけど私は女性性に魅力を感じた事など一度も無い。
封建的なド田舎の家庭に育った私にとって女性性とはいかに笑顔で家に尽くせるか以外の何物でもない。女子力是即ち労働力なのだ。
私の母はずっと私に「女の子はハイニコポンじゃなきゃだめだ」とか「お父さんは立てなきゃだめだ」みたいなことばかり言い続けてきた。
(注:ハイニコポンとは、何かを申し付けられたら「ハイ」=気持ちの良い返事、「ニコ」=笑顔、「ポン」=黙って実行、すること)
よくテレビにはおしゃれや菓子類、アイドル、恋愛体験なんかの話をしてきゃっきゃうふふする母子が出てくるけど、そんな話をしたことは20数年の人生において一度も無かったし、
物心ついた時点で父と母の間には多分恋愛感情なんか無かった。そんなもの労働の現場ではあるだけ邪魔だからだろう。
両親にあるのは家族という組織を維持しようとする規律だけ。母が父を立てろと言うのは慕っているからじゃなくて組織の統制のためだったのだと思う。
こう言ってはなんだけど父と母の関係は頭でっかちで頼りない仕官とそれに仕える鬼軍曹(現場を取り仕切る事実上のリーダー)によく似ていた。
で、女の私は下士官候補生としてずっと忙しない母を傍で見続けてきた。
存在感の無い父を立てて、兄の尻拭いをし、寝たきりの祖父母に献身的な介護をして・・・怖くて仕方なかった。
あと十年すれば自分の番になってしまうのかと思うと怖くて気持ちがどんどん重くなっていった。
少女時代というのがこの修羅場までの猶予期間だと言うならとても楽しむ気にはなれない。そもそも楽しみ方が分からない。
一切の無駄が無い環境で訓練され続けたせいか思春期を迎える頃にはすっかり女の子女の子したものへの興味がマイナスになっていた。
大人になった現在、母の教育を拒んで一人暮らししているけど女性的なものにはどうしても嫌なプレッシャーしか感じない。魅力や良さがさっぱり分からない。
この分ではどこで何をして暮らしても生きづらいままだと思うけど、どうしたらよいものか。
高校生の頃、家に遊びに来た友達の前でふざけて父の背中をぺしっと叩いたら、超びっくりしていたことを思い出した。 「お父さんになんてことするの!」って言われてこっちがびっく...
そりゃそうだろ・・・。 ノーマルの女なんだから。 女の身で女性性に魅力を感じろという方が無理な話。
別にそう言う価値観があっても良いと思う なんて言われても染み付いた習性はなかなか変わらないとは思わないけど。 今のままで良いんだと、自分を納得させる事が出来れば代われる...
いささか横になるかもしれないが・・・ 私は昔から料理や洗濯、掃除といった家事(いわゆる女性性の出る分野?)が嫌いかつ苦手である。 母の手伝い(兼、家事教育)要請があっても...
わかるわかる。女の子だからこれぐらいできないと・・・とか言われて反発しちゃうんだよね。 今は一通り家事ができるようになったけど、男の料理とか、プロの掃除術とか、極力「い...
なんか、娘って面倒くせーな。 増田に登場する娘って母親との関係が悪い奴多すぎ。 うちには息子しかいなくて良かった。
増田だからってのもあるかも。 めんどくさくない母娘ならおそらく小町以前にパソコン、ネットすらやってない。
今時「ネット」は年配者でもない限りやってて当たり前の事だと思うけど、 (パソコン持ってなくても普通は携帯でネットやってるだろ) こういう「普通の女はネットしない」と考える...
息子は息子でダンベルで寝込み襲ったりとか金属バットとかいろいろあるしなー。身の危険という意味では息子の方が子育て間違うと恐ろしい結果になるかもしれん。