うーん、元増田の話は、下の話も含めていると思うな。
上司になることで、その知人は確かに「部下には見えないものを見る」視点が備わったのだろう。立場だけでなく、単純な情報量自体も違ってくるしな。でも、さらに上から見れば、彼が「見えた」と思ってるものもまた限定的なものに過ぎない。一個上の上司や、あるいはあんたのような部外者から見れば、その人はなるほど「部下には見えてないものが見えてる」かもしれないが、しかしたとえば「自分が部下からどう見えるかは見えてない」ってことが分かる、と。
でもって、これは人間としての絶対的な能力差とかではなく、単なる気づきの問題だったりするわけだけど、その些細な気づきの有無は時に絶対的な差に見えるほどの彼我の格差を生み出してしまうんだ……というのが元増田のエントリの主旨だと思うのね。それはまあ、一つの真理だよ。確かに。
個人的には、この一種の「開眼」が、「(自分より遥かに)気づいていないものとの邂逅」によって果たされたという所が面白い。よく、自分より上のものと触れあわないとレベルアップしない、ってなことを言うけど、場合によっては、レベルの高いものを相手にひたすら劣等感だけ味合わされ続けるのも善し悪しだなと思った。新人教育に関わる仕事してる関係で思うわけだけど、初心者同士がお互いを客観的に見てアドバイスしあうことも、こういう気づきを生むという点では有効なのかもしれんなあ。
真っ向から反論。 知人がこないだ上司になったわけだが、見事に自分の部下時代をわすれて、部下が動かない働かないと文句を言っていた。知人は元増田のいう「四次元的視点」を...
うーん、元増田の話は、下の話も含めていると思うな。 知人がこないだ上司になったわけだが、見事に自分の部下時代をわすれて、部下が動かない働かないと文句を言っていた。 上司...