きっとコツがある。
データは何もなく完全に俺の感覚で物を言うが、はてブは理系あるいは理系かぶれの巣窟である。
俺の中の「高専生が学歴コンプレックスをこじらせるとこうなる」的な人物像がそこには沢山居るのだ。
彼らはおそらく社会では成功していない側に居る人間、あるいはその候補生だ。
そういう連中から「よくぞ言ってくれた」と共感して貰うのはそんなに難しいことではない。最近わかってきた。
若い世代が、中年や団塊世代から「今時の子供は・・・」と言われると当然面白くない。若い世代は若い世代でそれに対する報復の言葉をちゃんと持っていて、よくあるのが「大人は汚い」「団塊は食い逃げ」という類のものである。
ただ、はてブユーザーは妙な美意識があるのかそれをあんまり素直にやらない。
その代わり、「努力するのも才能の一つ」みたいな趣旨のエントリーがあると飛びつく。
「努力することは大事」という言葉に疑問を抱く団塊世代はおそらくそんなには居ないだろう。子供の頃から叩き込まれたものなんだからそれは仕方が無い。
「汗水たらして」「小さなことでもコツコツと」といった言葉は、団塊世代の象徴とも言える。
その象徴に、どうやら彼らは報復しているようなのだ。
もちろん、中には説教がましいエントリーには正直に「上から目線」だとか「老害」だとか、救えないのになると「メンヘル」だと言い捨て、レッテルや逃げの感情をぶつけてくる奴も居るがこういうのは少ない。
「間違った努力じゃ意味が無い」とか「努力をするにも才能がいる」だとか、「努力というのは成功した後になって初めて存在を認められる」だとか、そういうエントリーにブクマを付けることによって、おそらく彼らは溜飲が下がるのだ。
つまり、古くから尊しとされてきた精神論に意義を唱えるようなエントリーを書くのが良い。
応用して「気に食わない上司」をやっつけてくれるエントリーを書くのも効果的。彼らはまだ会社組織においても兵隊なので、こういうのはウケる。
最近ヒットした” 「なぜ」は、やる気と成長を止める質問”というエントリーは良い例だ。
あれにブクマしている人は、別に自分が参考にしてそういう上司になろうとしているからではない。
d:id:RPMとうさだ(idなんだっけ)みたいなクズが一定の支持を得るところだからなあ。 成功できなかったことへの僻みだけで世の中に向かい合ってるような奴のどこがいいんだか。
ブクマもらえるエントリーのコツ きっとコツがある。 世代間の対立を煽るようなことを書けばはてブでは大抵イチコロだよ。あと、TIPS系。ライフハックとか「無料」って言葉に弱...
データは何もなく完全に俺の感覚で物を言うが、はてブは理系あるいは理系かぶれの巣窟である。 俺の中の「高専生が学歴コンプレックスをこじらせるとこうなる」的な人物像がそこ...