遥洋子という女性が、
「現在売り出されている分譲マンションは、独身女性向け、というコンセプトがない。
広いリビングは不要だし、逆にトイレは広くていい云々」という記事を投稿していた。
これに対して、
「独身女性向けに特化したマンションは、転売可能性が狭まるので、
分譲には不向き。賃貸でいい。」という意見が、はてなでは多かった。
http://b.hatena.ne.jp/entry/business.nikkeibp.co.jp/article/person/20090826/203472/
>hiruhikoando 読んでいて思ったがこのマンション「分譲」にする意味があんましないよなあ。
>tangkai-hati すでに数年前に都心の単身女性ターゲットの仕事をしている。
>自分の生活スタイルに合わなくなった時に転売しにくいこの手のタイプは、
>いまや「買う」より「借りる」だろう。
>dekaino スイーツ仕様マンションって転売資産価値が皆無だから、
>ちょっと頭が回る高収入独身女性なら買わないだろう。賃貸の企画ならいいけど。
確かにこれらの意見は「正論」であり、ファイナンシャルプランナーだったら、
「独身女性のマンション購入は、将来のライフスタイルの変化(結婚など)に備えて、
転売や賃貸しやすい物件を購入しなさい。」とアドバイスするだろう。
そして、「転売や賃貸しやすいマンション」とは、そこそこリビングが広くて、
逆にトイレは広くないオーソドックスなマンション、ということになる。
しかし、「絶対に、ぜ~ったいに、結婚するつもりがない」女性であれば、
「ライフスタイルの変化の可能性に備えて・・・」などというのは「余計なお世話」と感じるだろう。
「払い続ける賃料累計と、不動産価格を天秤に載せれば、購入した方がトク」と
ソロバンを弾いているし、そしてそれは、自己資金が手厚い場合(ローン額が少ない場合)、
その計算は正しい。
なので、「絶対に、ぜ~ったいに、結婚するつもりがない」女性にとっては、
自分用にカスタマイズされたマンションを「分譲」で取得することが、
彼女らは、自分へのご褒美として、カスタマイズなマンションを購入したいのだから、