2009-06-23

職業と時代

だいぶ大雑把な区分け。まだまだ付け加える余地あり。

官僚マスコミの時代 ~1990年代

官僚日本を前進させていた時代。「公」志向が強い。

東大生をはじめとするエリートの多くが国家公務員試験Ⅰ種に合格し、実質的日本権力の頂点である官僚を目指す。

同様に唯一の言説権力をであるマスコミも大人気。

外資コンサルタントの時代 ~2008

ネオリベラリズムの影響で「公」よりも「私」が強く意識され、個人主義的傾向が強かった時代。

若くして大金を手に入れることができ、個人の力を活かすことができるとされるコンサルタント外資投資銀行などへの就職が人気。

リーマンの破たんによる世界的な不況でこのパラダイムもそろそろ限界

ネットの普及によって言説権力にも変化が生じてきたが、マスコミはまだまだ人気。

社会企業家農業回帰プロシューマーの時代 2008~

現に到来しつつあると思われる時代。前のパラダイムにおける市場中心的な要素を残しつつ「公」志向が強い。

ネットの本格的な普及によって表現することが容易に。プロシューマー的な大衆の出現が始まっている。

言説権力は相対化され、既存のマスコミはその力を喪失しつつある。人気にも陰りが見え始めスルーし始める就活生も。

「金」の必要性は了解しつつも「金では得ることのできないもの」が中心に。→「他者指向」

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