属性に萌える、というのは、本来『十分不謹慎なこと』だと思うんだけど、違うのか?
あなたが男性だとして、新入社員として入った職場でちょっと格好いい女性の先輩とつきあい始めて、
そんでおきまり通り「オレのどこが良かったんすか」みたいな話をしたときにその先輩が
「いやー、アタシ若い子が好きでさあ」
…って言ったら?
どう思う。
オレなら引く。
全力で引く。
次に、巨乳の女子とつきあい始めたときに、「アタシのどこが良かったんですか」って聞かれて彼氏として
「いやー、オレおっぱい星人だからさあ」
って答はどうか。
NGだよね。
たとえ
いや、違うんだ、オレは巨乳という物質でなく、巨乳という『女子からはうらやまれ男子からは性的欲望の
とか力説しても、なんの意味もない。
まあ引くよね。普通。
大抵の人は「わたしがわたしであることを肯定して欲しい」という思いを持っている。
それが人権思想の出発点であり、そこを離れた言説は今日の社会では「反社会的言説」として排斥される。
つまり、まあそういうことなわけで。
「好きな人が、障害があるんですよね」
…は問題ないし、
「障害持った人のこと好きになること多いですね」
…も全然問題無いと思う。
けど、
「障害を持った人が好きですね」
…は、上の先輩や彼氏の例と同じく、相手への人権的配慮を欠いた表現だ。
その発言が不謹慎である理由は、それだけだ。
趣味嗜好というのは、個人の内面に留め、一変態紳士としての社会的な振るまいにさえ問題なければ、
鞭でしばきまわす行為を好もうが、死体との性行為を愛好しようが、靴底を偏愛しようが、自由であると思う。
だが、「趣味が自由」であることと、「それを公言して社会から排斥されない権利」を同一視してはならない。
思想良心の自由は、「表現の自由」の前提規定である。言い換えれば
思想するだけなら自由だが、表現することは自由ではない
という一定領域は常に存在するということだ。
「属性萌え(フェティシズム)」というのは、そこに属する、本来非常に不謹慎な行為であると私は考えている。
いや違うんだ! オレは人の持つ障害にフェティッシュな欲望を抱くと言いたかったのではなくて、障害者の多くが持っている
ある種の美しさについて語りたかっただけなのだ
…とあなたは言いたいかもしれない(というか、たぶんそうなのであろう)。
「カタワ少女」のテーマもそうではないかと思うし、それはたとえば「死が身近な病人との恋愛をテーマにした小説」とかにも似たものは想定できると思う。堀辰雄とか、あるいは三田誠弘の「いちご同盟」とかね。
だとすると、つまりあなたは表現の仕方を間違えているのだ。
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それは巨乳でも言えるわけで。 オッパイ大きければ、他のすべてを愛せる! 勿論個人じゃなく、オッパイ星人はみんな愛せる! 障害だろうが、オッパイだろうが、なんだったらレイプ...
対比的に真実の愛とそうでない愛を説明しただけ。 そのことに気づかず、反射的に嫌悪感いだくのは読解力や恋愛経験が無い証拠。 ちょうどお前のその相手の言い分を理解しようとせず...
いや、俺別に身障者ラブ!も巨乳ラブ!もレイプレイラブ!も肯定するって言ってるじゃん。 身障者の真面目な歴史本からエッセイから、エロ本まで手広く読んでるし、 実際に身障者...
がんばって書いた割には、はてブが増えそうもないネタだな。
無差別殺戮なんてことやっちまったらそれこそ襲いかかってきた暴徒と同レベルだもんな。
頑張って書いたように見えるのは思いこみに過ぎない。
触発されてロリコンについて色々考えてしまった。