私があの人に言ったことは届いているのだろうか、届いていたのだろうか。私がいくら言ってもなにひとつ届かなかったけれど、今はもう変わったのか。それとも私の言葉だけが届かないのだろうか。私は私の言葉だけが届かない、ということをもっと真剣に考えたほうがいいのかもしれない。
単純に見た目だけの問題なのか。
言い回しが悪いのか。
人間性に説得力がまるでないのか。
あの人のためを思って必死で励まし続けたことがひとつも届かなかったことが、私を半年間ひどいうつ状態へ落とした。”世界の可能性”のようなものが信じられなくなった。自分の誠実さには何の意味もないんだ、と思わされたようだ。
昔傷ついたことに邪魔されて、素直な気持ちになれない。私は立ち直って生きているけど、傷が癒されたわけではない。絆創膏を付けているだけ。
だから少し悲しくなる。
余計に私がムダだったんじゃないかと思わされる。
恨み節。誰にも罪はないのに。
でもあの頃は「自己満足のためにボランティアする」というような潔さに乏しかった。ただ絶望感だけが残った。
矢張り、よくもわるくも、どう頑張ったって自分が他人の人生に干渉することなど出来ない。
家族でも恋人でも親友でも、私はただ彼らの人生を隣で見守ることしかできない。
励ましたい気持ちや、支えたい気持ち、応援したい気持ち、幸せになってほしい気持ちだって
ただの干渉だよ。そうだったんだよ。
少なくともあの人のこと(同性の友人)が大好きだったから、同じように気持ちを通じ合わせたかったのかも。
あー。
もう今度呼び出して「お前はわかってないだろうけど、今まで出会ってからどれだけお前のことを大事に思ってきたか!!沢山傷つけられたけど、それでもお前の事が心配で忘れられなくて、思い出すとムカつくけどそれでも気に掛けてしまってきていた、なんだろね、これ、恋か!?恋なのか!?恋みたいだろ!そのくらい大事な友達なんだよー!」って洗いざらいいってやろうかな。バカ。
なんか悔しさとか悲しさとかで泣きそうだ。
自己完結や、自分の内側に溜まる強烈な衝動を何かしら、自分ひとりで消化できるようになればいいよ。
きっと問題はそこです。
仕事に生きよう。
「お前はわかってないだろうけど、今まで出会ってからどれだけお前のことを大事に思ってきたか!!沢山傷つけられたけど、それでもお前の事が心配で忘れられなくて、思い出すとム...