晴れて今春より大学生なわけだけど、ぼっちになりそうな雰囲気である。いやまあ高校のときもぼっちだったから、そういった状態には慣れていて、苦を感じるということはないだろうけど。むしろ誰かといるほうがしんどい。だけど、大学でぼっちでいるのはどうなんだろう……って気がしてならない。
新入生歓迎会とかが大量に催されているのだが、そういうのにまったく行く気がしない。なんというか、馴れ合いに非常な嫌悪感を感じる。だから、サークルとかそういう場には近づきたくない。オリエンテーションでは隣に誰もいない席に座ってしまう。話し掛けられる分にはかまわないのだが、そこから関係が濃くなっていくのを恐れるのだ。
「大学では人脈がものを言う」「大学はただ勉強をするだけのところではない」――そういった話をよく見る。これらの話には、たしかに、と納得せざるをえない。無事に大学を卒業することができたなら、そのあとに待ち受けるのは何のオブラートにも包まれていない剥き出しの社会だ。大学のときに、誰かとコミュニケーションを積極的に取ったり、協力して物事を進めたりするといったことを経験していないと、社会に出て困り果てることになるのかもしれない。
他方、「大学に勉強をしにいくだけなんて、つまらなくないか。学校に行って帰るだけの毎日じゃ、つまらない」といった話には反論できる。むしろぼくは勉強が学校に行くためのモチベーションになっているからだ。高校のときもそうだった。行って授業を受けて帰るだけの毎日だったが、授業を受けることが登校のモチベーションだった。
……無理をして新歓とかに顔を出しまくって、つながりを広げていくべきなのだろうか。そういったことをできないことはないだろう。しかし、とんでもなく精神に負担がかかるだろう。新歓へ自分がいったところを想像するだけで、馴れ合いに参加するところを想像するだけで、胸がきゅっと痛む。
どうしたものか。
大学では授業の勉強だけの勉強してる奴なんてクズだぞ。 授業の内容を当然理解し、さらにその上に行く奴じゃないと認められない。 お前が一人で勉強してて「さらにその上」に行ける...
なんでそんなに「馴れ合い」とやらを嫌うの? 自分にコミュニケーション能力がないのを正当化しているように思えて仕方がない。 「馴れ合い」じゃない、単純にコミュニケーションが...
ま、楽しんで学問をやってるのならそれでもありなんじゃない。 新しい公式を作ったり、すばらしい詩を書いたりさ。
とりあえず君は大学を勘違いしているよ。 大学は原則的に研究機関。そして、成果を広く社会に発信するのが使命。 ただ与えられるばかりの勉強がしたいなら引きこもってやってな。 ...