2009-03-20

http://anond.hatelabo.jp/20090319233513

投資過熱実体経済関係ないなら、

つい先日の原油の高騰も実体経済に影響ありまくりでしたが。

投資実体経済は密接にからみあっています。

もし「市場原理から適正に決まるべき資産価値」からの乖離が小さいほど実体経済に良い影響を与えるなら

これは多くの場合に成り立つと思いますが、それはバブルが一定の大きさを保っている場合です。

現実にはバブルは常に大きくなったり小さくなったり発生したり崩壊したりを繰り返していて、

バブル崩壊実体経済改善するはず。

崩壊という急激な過渡現象の進行中に何が起きるかとは別の話です。

さらに、例えば土地バブルが崩壊して土地価格が適正になれば土地取引は活性化しますから

土地取引に限定して言えば実体経済改善していると言えるかも知れませんが、

バブル崩壊で損をしたことから来る投資の冷え込みが実体経済全体に悪影響を与えますから

実体経済(全体)を改善するはず、は成り立ちません。

記事への反応 -
  • あのまま崩壊しなかったらどうなってたの?日本人の多くは幸せなままだったの?

    • あのまま崩壊しなかった、なんてことはあり得ません。 膨らんだバブルは必ず崩壊します。 「人為的に崩壊させられた」のかどうかは知りませんが、仮にそれが事実だとして、かつそ...

      • バブルが大きいほど落ち込みも大きいというのが必ず成り立つなら、 長期的にはどこの国でも資産価格の変化率は同じなるんじゃなかろうか? でも現実には平均してみると高成長の国も...

        • バブルは「市場原理から適正に決まるべき資産価値」と「投資の過熱によって底上げされた見かけの資産価値」の乖離、 バブルの崩壊はその幻想が崩れて本来あるべき状態に急激に戻る...

          • 投資の過熱と実体経済が関係ないなら、いくらバブルが大きかろうと実体経済に良い影響も悪い影響もないはずでは?だからその場合バブルが大きいほど崩壊する時の資産価格の下落が...

            • 投資の過熱と実体経済が関係ないなら、 つい先日の原油の高騰も実体経済に影響ありまくりでしたが。 投資と実体経済は密接にからみあっています。 もし「市場原理から適正に決ま...

              • つい先日の原油の高騰も実体経済に影響ありまくりでしたが。 「市場原理から適正に決まるべき資産価値」というのは実体経済と無関係でないなら、投資の過熱自体が適正価格に影響...

                • 「市場原理から適正に決まるべき資産価値」というのは実体経済と無関係でないなら、投資の過熱自体が適正価格に影響与えて、バブルかどうかがわからなくなるような。 その通りで...

                  • その通りで、バブルは崩壊までバブルと認識されないことがよくあります。 これって後付で好景気をバブル認定してるだけのような気がする。逆に不景気で資産価格が暴落してる場合...

                    • その通りで、バブルは崩壊までバブルと認識されないことがよくあります。 これって後付で好景気をバブル認定してるだけのような気がする。 好景気だと思ってたが崩壊した → ...

                      • 私が書いたのは「一定の大きさを保っている」つまり大きさが変化しない(大きくも小さくもならない)場合であって、「一定の大きさを超えれば」と書いたつもりは無いのですが、こ...

                        • つまりどれだけ乖離が大きくてもその大きさが変化しなければバブルの悪影響はないということ? ??? 私は前のエントリで 適正価格との乖離が大きいと経済を悪くするというの...

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