2009-01-18

小沢代表の発言要旨

小沢代表の発言要旨

 小沢一郎民主党代表の18日の発言要旨は次の通り。

 【党大会あいさつ】

 国民の命と暮らしを守る責任と使命を忘れた政権は、一刻も早く消え去るのみだ。自公政権が1日長く続けば、それだけ国民生活の被害は大きくなる。

 わたしたちの手で、この国の仕組みを根本的に変え、新しい日本をつくり始めるときだ。

 麻生内閣の無為無策の結果、雇用危機をはじめとする経済の悪化が急速に進んだため、当面の景気対策を早急に実施し、総需要を維持して雇用を確保しなくてはならない。その中心となる政策は「環境ニューディール」と「安全・安心のニューディール」だ。

 国民のみなさんも、自分自身が主権者であり、最終的な権力を握っていることを自覚し、その主権を必ず行使していただきたい。

 【記者会見

 ??衆院選をいつごろと考えるか。

 現在政府自民党は、政府政党の体をなしていない。権力の終えんはそう遠くない。

 ??消費税についての考え方は。

 国民に負担してもらう前に、まず今の税金の使い方を根本的に改めなければならない。役所の積み上げの予算編成の方式を聖域にしたまま、増税を考えるやり方には賛成できない。

 ??首相より小沢氏の支持が高い要因は。

 政府与党が、国民の生活に目を向けるより、政権維持、権力維持に必死になっているという認識国民の中で強くなっているからではないか。

 ??政権構想はどう打ち出すか。

 いずれ解散・総選挙が見通せる時期になったら必要になるだろう。ただ、現時点では全員が小選挙区で勝利することに意を用いるべきだ。

 ??社民党福島瑞穂党首が、ソマリア海賊対策での自衛隊派遣に反対を表明したが。

 他党と完全に一致しなくても、自公政権はNOという基本姿勢で協力することに何の支障もない。(了)

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